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日本の四季

 日本にも季節は4つある。つまり、春・夏・秋・冬である。日本の四季の特徴は、季節が次の季節へかなりはっきり移ることである。夏にコートを着たり、冬に半そでを着たりすることはない。

 春は花の季節である。日本人が特別に愛している桜の花が咲いている間は、日本中がお祭りになる。この桜はドイツのと違って、さくらんぼは食べることができない。つまり、花を見る木である。日本には何千本も桜の木がある場所がたくさんある。
 桜は最初、日本の南の島の沖縄で咲き始め、北の北海道で咲くのは約2ヵ月後である。日本は北と南に長いからである。桜が咲き始める前には、テレビやラジオの天気予報でも開花予想日[I]を毎日放送する。すると、日本人は心がおどって、静かにすわっていることができなくなる。そして、会社や学校や近所の人達、親戚や友達などと「お花見」の予定を立て、花が咲くまで楽しみに待つ。お花見の日には、他の人が来る前に早く行って、荷物を置いたりビニールシート[II]を敷いたりして、気に入った場所をとる。桜の下で花を見ながら、お弁当を食べたり、お酒を飲んだりするのは実に楽しい。桜の季節が終わるまでに、一度もお花見ができなかった人は来年を楽しみに待つ。

 夏が来る前に一月ぐらいの梅雨がある。しかし、北海道には梅雨はない。梅雨の間は非常に雨が多く、ほとんど毎日雨が降るいやな季節である。湿度も高く、旅行には一番悪い季節だ。しかし、梅雨の間に雨があまり降らない年は、夏に水が足りなくなって困る。
 梅雨が終わった後、夏が始まる。日本の夏はとてもむし暑い。気温は毎日30度以上になるし、35度より高くなることもある。暑くでもスーツを着なければならないサラリーマンは本当に大変である。しかし、夏にも楽しいことがある。仕事をしている人も休服をとることができるし、子供達は学校がお休みになる。海で泳いだり、山に登ったりできるし、夏祭や花火も夏の楽しみである。
 夏の終わりから、秋の初めには台風が何度も日本を襲う。台風が来たときには、非常に強い風と雨で、洪水やがけ崩れ[III]などの大きな被害が出る。飛行機が飛びなかったり、電車が止まったりすることも多い。また、台風が近くを通るときは、危険なので、生徒は台風が近くならないうちに学校から帰る。

 暑かった夏が終わった後では、秋は大変気持ちが良い季節である。いろいろなことに集中できるので、この季節は「スポーツの秋」「読書の秋」「文化の秋」の別の名前がある。また、夏の間には暑くて食欲がなくなっていた人も天気になるし、おいしい果物や野菜、魚などの季節でもあるので、「食欲の秋」の名前もある。
 春にはお花見をするが、秋には紅葉狩り[IV]がある。紅葉狩りはお花見ほど人気はないが、この二つは伝統的なもので、日本の歴史が始まったときから、今までずっと続いている。紅葉狩りの「紅葉[V]」は木の種類で、葉が落ちる前に真っ赤になる特に美しい木である。そのため、紅葉を見ることをこの木に名前で呼んでいる。黄色く紅葉する木がほとんどであるドイツと違い、日本では赤くなる木もたくさんある。また、短期に紅葉が集中するので、山が赤や黄色、オレンジ色、緑のじゅうたん[VI]に変わって、非常に美しい。

 冬は日本海側と太平洋側では大分違う。日本海側で雪がたくさん降っている間、太平洋側では晴れていることが多い。日本海から来た雲が日本の真ん中の山で止まって、日本海側に雪が降ったあと、乾いた風になって太平洋側に吹くためである。日本海側では降った雪が2メートルもある所もある。しかし、太平洋側では雪も雨もめったに降らなくて、良い天気の日が続き、とても明るい。また、気温もあまり低くならない日本の太平洋側では冬はドイツほど厳しくない。


I   開花予想日   Blütetagprognose
II   ビニールシート   Plastikplane
III   洪水やがけ崩れ   Überschwemmung und Erdrutsch
IV   紅葉狩り   Betrachtung bunt verfärbter Blätter
V   紅葉   Ahorn
VI   じゅうたん   Teppich



「日本の四季」についての質問

  1. 日本の四季の特徴は何ですか。
  2. 日本とドイツの桜はどう違いますか。
  3. 「お花見」の日には何をしますか。
  4. 「梅雨」は何ですか。
  5. 夏のいいことと悪いことを書いてください。
  6. 台風が来たときにはどんな問題がありますか。
  7. どうして「食欲の秋」という名前がありますか。
  8. ドイツと日本の紅葉はどう違いますか。
  9. 日本海側と太平洋側の冬はどう違いますか。
  10. 太平洋側の冬とドイツの冬はどちらの方が寒いですか。



ドイツの四季」というテーマで作文を書いてください。

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