第2課

練習第2課

Übung Lektion 2



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単語リスト

Hiraganaabsteigend sortierenKanjiArtÜbersetzung
あきらめる諦める弱Vaufgeben, sein lassen
あとNRest, das noch Übriggebliebene
いっさくじつ一昨日ADVvorgestern
いっさくねん一昨年ADVvorletztes Jahr
うちNInnenbereich, das Interne
おいでお出でNAnwesenheit, anwesend sein, Herkommen
おしゃれおしゃれNAmodebewußt, aufs Äußere bedacht sein
おそれいります恐れ入りますformell: Danke schön!, Entschuldigung! (Ausdruck d. starken Betroffenheit)
がいしゅつ外出不V・Naußer Haus sein, ausgehen
がくれき学歴NSchulbildung, schulischer Bildungsgang
かつやく活躍不V・Naktiv tätig sein, verdienstvoll agieren
かてい家庭NFamilie, das Zuhause
かんしゃ感謝不V・NDank, danken
かんぜん完全NAvollkommen, perfekt
きたく帰宅不V・NHeimkehr, nach Hause kommen
きついきついVA"eng (Kleidung etc.); bissig, herzlos"
ぎゃくNUmkehrung, umgekehrt
きょうつう共通不V・NGemeinsamkeit, gemeinsame Sache
きょうよう教養NBildung, Allgemeinbildung
きょくたん極端NAextrem, einseitig
グループグループNGruppe
けいい敬意NEhrerbietung
けいこう傾向NTendenz
けいようし形容詞NVerbaladjektiv
けいようどうし形容動詞NNominaladjektiv
このむ好む強Vmögen, vorziehen
ごめんなさい御免なさいeher ugs.: Entschuldigung!
こんご今後ADVzukünftig, ab jetzt
さきほど先程ADVvorhin
さくじつ昨日ADVgestern
さくねん昨年ADVletztes Jahr
さくや昨夜ADVgestern Nacht, letzte Nacht
さっそく早速ADVumgehend, sofort
しきゅう至急ADVunverzüglich
しつれいいたします失礼いたしますformell: Auf Wiedersehen! Ich empfehle mich.
しつれいします失礼しますformell: Auf Wiedersehen! Ich empfehle mich.
しゅしょう首相NKanzler, Premierminister, Premier, Ministerpräsident
じょうしき常識NVernunft
しょうしゃ商社NKonzern, Handelsunternehmen
しょうしょう少々ADVein wenig, einen Augenblick
しょうち承知不V・NEinverständnis, Einverständnis geben
しん新~PRÄFIXPräfix: Neu- (新学期= neues Semester)
せい~性SUFFIXSuffix: Charakter, Eigenschaft (-haftigkeit, -ität)
せいひん製品NProdukt, Ware (nicht Naturprodukt)
せんじつ先日ADVneulich
ぞくする属する不Vgehören (zu einer Gruppe)
そだつ育つ強Vaufwachsen
だい第~PRÄFIXPräfix: Nummer
だいとうりょう大統領NPräsident, Staatspräsident, Bundespräsident
ただいま只今ADVmomentan, im Moment
ちしき知識NWissen, Kenntnisse
でんぽう電報NTelegramm
どうし動詞NVerb
とくしゅ特殊NAbesonders
ねがう願う強Vwünschen
のちほど後ほどADVspäter
はたらき働きNWirkung, Fuktion
ひにく皮肉NA・Nironisch
ふくし副詞NAdverb
ぼうえき貿易NAußenhandel
ほど~程SUFFIXSuffix: cirka, ungefähr
みょうごにち明後日ADVübermorgen
みょうにち明日ADVmorgen
めいし名詞NNomen
メッセージメッセージNMitteilung
もうしわけありません申し訳ありませんformell: Entschuldigung!, es tut mir leid
もうしわけございません申し訳ございませんformell: Entschuldigung!, es tut mir leid
もっとも最もADVam meisten (Superlativ)
もとめる求める弱Verwarten, verlangen, kaufen
よくじつ翌日ADVnächster Tag, folgender Tag
よろしい宜しいVAin Ordnung sein
よろしくよろしくADVetwa: Bitte um Wohlgesonnenheit

練習1

次の文は尊敬の文ですか。それとも受け身の文ですか。

  1. 社長さんのお宅に招待されました。
  2. もう田中さんに会われましたか。
  3. この雑誌は先生方がよく読まれています。
  4. 先生の育てられたお花をいただきました。
  5. 課長さんに呼ばれた人は5人でした。

練習2

次の文を、尊敬を表す文に変えてください。

  鈴木さんはドイツ製の機械を選びました。
  鈴木さんはドイツ製の機械をお選びになりました。
  鈴木さんはドイツ製の機械を選ばれました。
  1. ベアマン先生はいつも車ででかけます。
  2. もう冬休みの予定を立てましたか。
  3. 娘の旅行を田中さんは許しませんでした。
  4. 自分で絹のセーターを洗ったことがありますか。
  5. この新製品を使ってみてから、買うかどうか決めてください。
  6. 貿易会社に勤めたければ、英語ができなければなりません。

練習3

次の文を「ていらっしゃる/ておいでになる」を使って、丁寧な表現に変えてください。それから、その文を「お/ご~です」の形にしてください。

  シュルテさんはその部屋で休んでいます。
  シュルテさんはそちらの部屋で休んでいらっしゃいます。
  シュルテさんはそちらの部屋で休んでおいでになります。
  シュルテさんはそちらの部屋でお休みです。
  1. あの教授はデュースブルク大学で経済を教えています。
  2. 社長は、今はもうお客さんと話していません。
  3. 小学校のときの先生は、私を忘れていませんでした。
  4. 山本さんはもう来ていますが、田中さんはまだ来ていません。
  5. すみませんが、今お時間があるでしょうか。
  6. そこで待っているお客さんを呼んで下さい。
  7. 興味のない人は家へ帰ってもいいですよ。
  8. この小さな子供を知っている人はいませんか。だれも知りませんか。

練習4

もっと丁寧な表現を使って、頼んでください。

  時間がないので急いでください。
  時間がないのでお急ぎください/くださいませんか/いただけませんか。
  机の上にすわらないでください。
  机の上におすわりにならないでください/くださいませんか/いただけませんか。
  1. 家族の人によろしく伝えてください。
  2. 靴をはいて家の中に入らないでください。ここで脱いでください。
  3. この部屋ではタバコは遠慮してください。外で吸ってください。
  4. 私の家へ来てください。
  5. 夜遅く、駅に一人で行かないでください。

練習5

「お/ご~する」「お/ご~いたす」を使って、謙譲の文を作ってください。

  旅行の予定が決まりましたら、連絡します。
  旅行の予定が決まりましたら、ご連絡します/ご連絡いたします。
  1. 私が荷物を持ちます。
  2. まだ具合がよくないので、お見舞いは遠慮します。
  3. 今度、おしゃれなレストランのある場所を教えますね。
  4. 先生には来週また電話しますので、そのときメッセージを伝えます。
  5. 先生の仕事を手伝っていたとき、よく日本の雑誌を借りました。
  6. 先生のご活躍を祈っています。
  7. 山田さんから長い間借りていた本をやっと返しました。

練習6

次の名詞などの単語をもっと丁寧な形にしてください。

1.   今日   2.   あした   3.   次の日   4.   あさって
5.   きのう   6.   おととい   7.   去年   8.   おととし
9.   夕べ   10.   ちょっと   11.   早く   12.  
13.   このあいだ   14.   後で   15.   さっき   16.   これから
17.   すぐ   18.   ~ぐらい   19.   どう   20.   いくら
21.   良い   22.   どの   23.   わたし   24.   この人
25.   あの人達   26.   お母さん達   27.   すみません   28.   さようなら
29.   ごめんなさい   30.   すみませんでした        


練習7

敬語を使って、次の会話文を丁寧な表現に変えてください。

  1. Aさん: 夏休みにどこへ行きましたか。
    Bさん: スペインに行きました。南の方のマルベーリャという所にいました。
    Aさん: 何週間ぐらいいたんですか。
    Bさん: 4週間ぐらいです。とてもすばらしかったです。
  2. Aさん: 今日は招待ありがとう。
    Bさん: どうぞ、入ってください。
    Aさん: つまらない物ですが、どうぞ。
    Bさん: どうもすみません。もらいます。ワインですか。
    Aさん: はい。好きかどうか分かりませんが、飲んでみてください。
  3. A先生: あ、先生久しぶりです。元気ですか。
    B先生: いいえ、あまり元気じゃないんです。
    A先生: どうしたんですか。
    B先生: 頭が痛いんです。風邪をひいたんだろうと思います。
    A先生: 熱はありますか。
    B先生: あるかもしれません。だから、もう帰って寝ることにします。
  4.  学生: 森先生は研究室にいるかどうが、知っていますか。
    A先生: 先生は病気でもう帰りましたよ。
     学生: じゃあ、この宿題を後で森先生に渡してください。
    A先生: いいですよ。これを渡せば、森先生はわかるんですね。
     学生: はい。すみませんが、よろしくお願いします。
  5. 部長: 社長は会議に出るかどうか、知っているか。
    社員: いいえ、知りません。社長は今、客と食事をしていて、会社にはいません。
    部長: 何時ごろに戻るだろうか。
    社員: 社長はさっきでかけたので、あと1時間ぐらいで帰ってくると思います。
    部長: 社長はいつもゆっくり食べるから、もっと遅くなるだろう。また電話するよ。
    社員: いいえ、こちらから電話しますので、待っていてください。
  6. Aさん: もしもし、Aといいますが、ホフマンさんはいますか。
    ホフマンさんの奥さん: いいえ、いません。今でかけています。
    Aさん: そうですか。何時ごろかえりますか。
    奥さん: 多分もう帰ってくると思いますが。
    Aさん: そうですか。では、また電話します。
    奥さん: あ、待ってください、主人が今ちょうど帰ってきました。
    ホフマンさん: もしもし、ホフマンです。待たせました。

練習8

次のドイツ語を、敬語を使って丁寧な日本語に翻訳してください。

  1. Mein Name ist XY, ist der Lehrer Herr Mori zu erreichen?
  2. Falls Sie die Adresse vom Lehrer, Herrn Mori, kennen sollten, würde ich sie gern in Erfahrung bringen.
  3. Ich habe Herrn Mori, dem Lehrer, Fotos dieser Stadt und der Universität gezeigt.
  4. Als ich meinen Lehrer ein Mitbringsel aus Deutschland überreichte, hat es sich sehr gefreut.
  5. Professor Müller trägt immer einen schicken Anzug.
  6. Als ich vorletztes Jahr nach Japan fuhr, ging es dem Präsidenten gut.
  7. Ich habe gestern mehrmals angerufen, aber es war niemand da.
  8. Sobald der Doktor zurückkommt, werde ich sie rufen. Warten Sie bitte deshalb hier.
  9. Als ich mich in Japan aufhielt, habe ich ein einziges Mal den Ministerpräsidenten zu Gesicht bekommen.

テキスト

敬語―2

 第1課では敬語の基本的な使い方を見た。ここでは、もう少し複雑な使い方を見てみよう。敬語をどう使うかは「上か下か[I]」だけではなく、「内か外か[II]」でも決まる。「内」とは、自分の属しているグループを言う。家族や会社、学校、友人等だ。そして、「外」はそれ以外を言う。この「外」の人は「お客様」なので、丁寧な話し方をしなければならない。そのため、敬語を使うのだ。

 まだ「内」の会話の例として、A社の田中さんがA社の社長と話す場合を見てみよう。

社長さん: 今からちょっとB社に行ってくる。
田中さん: 何時ごろお帰りになりますか
社長さん: 会議までには戻るつもりだ。
田中さん: 2時ごろ戻られるんですね。では、至急お車ご用意いたします

田中さんは、目上である社長に尊敬語を、目下である自分に謙譲語を使っている。この会話は会社の中での会話なので、「上と下」の関係で敬語を使っているのだ。

 しかし、「外」の人と話す場合は、「外」の人に最も敬意を表さなければならない。そのため、「外」の人と話すときは、敬語の使い方が違うのである。「外」の人との会話の例として、C社の人からの電話をあげる。

C社の人: 社長さんいらっしゃいますでしょうか。
田中さん: 社長はただいま外出しておりますが…。
C社の人: ああ、そうですか。何時ごろ帰られますか。
田中さん: だいたい2時ごろだと申しておりました。社長が帰って参りましたら、こちらからお電話いたしましょうか。
C社の人: では、お願いいたします。

 このように、自分の会社の社長に謙譲語を使うことで、C社の人を高めるのである。つまり、いつも尊敬語を使う相手にも、「外」の人と話す場合は、謙譲語を使わなければならないのだ。

 敬語の働きは第一に尊敬を表すことだが、その他の働きを見てみよう。言葉は、使う人の教養を表すと考えられている。つもり、どんな言葉を話すかで、その人がどんな家庭に育ち、どんな教育を受けたかが分かるのだ、敬語を使うことで、「私は失礼な人間ではありません」「私は常識がある人間です」私は教養があります」「私は良い家に生まれました」等のメッセージを相手に送ることができる。逆に言えば、敬語を使うことができない(または使わない)人は、失礼で、常識や教養がない人間だと思われる危険性がある。そのため、学歴が高い人や良い家庭に生まれた人は、特に敬語を多く使いたがるのだ。そして、この理由で、社会的地位が上の人が下の人に敬語を使うことも少なくない。

教授: 「日本の歴史」という本がないんだけれど、どこにあるかご存じ
学生: すみません、私がお借りしておりました。持って参りましたのでお返しいたします。
教授: その本を図書館に返しておいてくださいますか。
学生: はい、承知しました。

 また、女性は男性より丁寧な表現を好むので、女性のほうが敬語をよく使う傾向がある。この傾向は日本だけではないらしい。女性のほうが男性より「他人から良く見られたい」と願うのは世界共通なのかもしれない。それに、丁寧な言葉を使う女性は「女らしい」と見られるのも理由の一つにあげることができるだろう。

 次に敬語の特殊な働きを見てみよう。「皮肉」である。デパートでの場合を考えてみよう。客が呼んでもなかなか来ない店員に、何と言うだろうか。

客: すみません、ちょっと来てください。

これは普通の言い方だ。しかし、次のように言った場合はどうだろうか。

客: 恐れ入りますが、もうそろそろおいでになっていただけませんでしょうか。

これは非常に丁寧なお願いではなく、とてもきつい皮肉である。極端に丁寧な表現は、皮肉にもなるのだ。このような使い方は、ドイツ語にもあるので、よく分かるだろう。

 くりかえして言うが、敬語を覚えることはあまり難しくない。集中して勉強すれば、形はすぐ覚えることができる。あとは必要なときに、すぐ使うことができるまで練習するだけだ。これがなかなか難しいのだが、使っているうちに、だんだん上手になる。日本人でも、敬語が完全にできるようになるのは、30才ぐらいだという研究もある。だから、なかなかできないと言ってあきらめる必要はないのである。

I   上か下か   „ob oben oder unten“
Das „oben“ bezieht sich auf die höhere soziale Stellung. Entsprechend bedeutet „unten“ eine niedrigere soziale Stellung.
II   内か外か   „ob innen oder außen“
„Innen“ heißt hier der eigene Bereich und deutet auf die Zugehörigkeit zur Gruppe des Sprechers. „Außen“ steht für den fremden Bereich.


漢字リスト

Kanji Bedeutung Lesung Beispiel
    決める entscheiden
  ケツ きめる festlegen
entscheiden   決まる entschieden
  き・める きまる werden
  き・まる 決定 Entscheidung
    けってい Beschluss
         
    育つ (auf-)wachsen
  イク そだつ  
aufwachsen   育てる aufziehen
aufziehen そだ・つ そだてる  
  そだ・てる 教育 Erziehung
    きょういく (Aus-)Bildung
         
    閉める (zu-)schließen
  ヘイ しめる  
schließen   閉まる sich schließen
  し・める しまる  
  し・まる 閉じる (zu-)schließen
  と・じる とじる  
         
    暗い dunklel
  アン くらい  
dunkel      
  くら・い    
       
       
         
    軽い leicht (an Gewicht)
  ケイ かるい  
leicht      
  かる・い    
       
       
         
    若い jung
  ジャク わかい  
jung   若者 Jugendliche-/r
  わか・い わかもの Jugend, junger Mann
       
       
         
    速い schnell
  ソク はやい  
schnell   早速 sofort
  はや・い さっそく  
    速達 Eilsendung
    そくたち  
         
    短い kurz
  タン みじかい  
kurz   短期 kurzfristig
  みじか・い たんき  
    短時間 kurze Zeit
    たんじかん  
         
    Garten
  テイ にわ  
Garten   家庭 Familie
  にわ かてい das (eigene) Haus
       
       
         
    失礼 Unhöflichkeit
  シツ しつれい  
verlieren   失業 Arbeitslosigkeit
  うしな・う しつぎょう  
    失敗 Misserfolg
    しっぱい Misslingen
         
    お礼 Dank
  レイ おれい  
Höflichkeit ライ 礼儀 Höflichkeit
Begrüßung   れいぎ Anstand
Dank      
       
         
    常識 gesunder
  ジョウ しょうしき Menschenverstand
normal   非常 Ausnahmefall
gewöhnlich つね ひじょう Notfall
wiederholt   常に immer
    つねに  
         
    常識 gesunder
  シキ じょうしき Menschenverstand
wissen   知識 Wissen
unterscheiden   ちしき Kenntnis
       
       
         
    Fenster
  ソウ まど  
Fenster      
  まど    
       
       
         
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