第3学期練習

INTENSIVKURS

JAPANISCH

3. SEMESTER

AN DER

GERHARD-MERCATOR- UNIVERSITÄT GH

DUISBURG

ÜBUNGSHEFT

日本語集中講座

第三学期用教材

練習帳

copyright version 2003
by Megumi Ajima & Rafael Beermann


第1課

練習(れんしゅう) (だい)()

Übung Lektion 1



単語(たんご)リスト   Vokabelliste
練習(れんしゅう)   Übungen
テキスト    Lesetext
漢字(かんじ)リスト   Kanji-liste
場面(ばめん)練習(れんしゅう)   Situationsübungen


単語リスト

Hiraganaaufsteigend sortierenKanjiArtÜbersetzung
ソースソースNSoße
ゆるす許す強Verlauben
もうす申す強V・besch.sagen, nennen
もうしあげる申し上げる強V・besch.sagen, mitteilen
めす召す強V・ehrw.tragen (Kleidung)
めした目下Ndie jüngere Person (Antonym: 年上)
めしあがる召し上がる強V・ehrw.essen
みえる見える弱V・ehrw.herkommen
まねく招く強Veinladen, herbitten, auch: hervorrufen
まごNEnkel
まいる参る強V・besch.herkommen
ぼっちゃん(お)坊っちゃんN・ehrw.Junge, Sohn (d. anderen)
ほうNRichtung, Gegend (z.B. 南の方= südl. Richtung, Gegend)
へいしゃ弊社N・besch.eigene Firma
ぶちょう部長NAbteilungsleiter
ぶか部下NUntergebener in d. Firma, Mitarbeiter(in)
ふしぎ不思議NAeigenartig, merkwürdig
はったつ発達不V・N"Entwicklung; sich entwickeln, sich gut entwickeln"
はいけんする拝見する不V・besch.Sehen
ねんれい年齢NAlter (einer Person)
なべNKochtopf
なさるなさる強V・ehrw.Tun
どちらのどちらのDEM・FPwelch-e,-es,-er
とする...とする不V・Nals...festlegen, als ...feststehen
としうえ年上Ndie ältere Person (Antonym: 年下)
とくしょく特色NBesonderheit, das Typische
ていど程度N"Grad; bis zu welchem Grad, wie viel"
ちい地位NPosition, Stellung (berufl., soziale)
そのもの~そのものSUFFIX(die Sache) an sich
そのためそのためKONJ・Naus diesem Grund, daher
そちらさまそちら(様)NAnrede: Sie (vgl. auchこちら様, あちら様, どちら様)
せわになる(お)世話になる強Vetwa: Umstände machen, Dienstleistung erhalten
せわ(お)世話不V・N"Umsorgung; umsorgen"
せいべつ性別NGeschlechtsunterschied
じょうし上司NVorgesetzte(r)
じょう~上SUFFIXbezüglich, in puncto
しょうち承知不V・N・besch.Einverständnis, einverstanden sein
しゅ~酒SUFFIXSuffix f. alkoholische Getränke
したしさ親しさNVertrautheit
したしい親しいVAvertraut
さしあげる差し上げる弱V・besch.geben, schenken, überreichen
NUnterschied
ごらんになるご覧になる強V・ehrw.Sehen
ごらんにいれるご覧に入れる弱V・besch.Zeigen
ごぞんじご存知N・ehrw.Wissen
ございます~ございますhfl.sein (vgl. Desu)
ございますございますhfl.sein (Nichtlebewesen)
けいご敬語Nhöfliche Sprache
くださる下さる強V・ehrw.(mir) geben
きょうりょく協力不V・NKooperation, kooperieren
きぼう希望不V・NHoffnung, hoffen
きしゃ貴社N・ehrw.Ihre Firma, Firma d. anderen
がた~方SUFFIXPluralsuffix bei Personen
かちょう課長NUnterabteilungsleiter
おる居る強V・besch.sein (Lebewesen)
おもちするお持ちする不V・besch.für jdn. etw. tragen
おもいで想い出・思い出NErinnerung (meist schöne)
おめにかけるお目にかける弱V・besch.Zeigen
おめにかかるお目にかかる強V・besch.zu Gesicht bekommen, jdn. kennenlernen
おめしになるお召しになる強V・ehrw.tragen (Kleidung)
おみえになるお見えになる強V・ehrw.herkommen
おまわりさんお巡りさんN・ehrw.Wachtmeister, Polizist (auch: Anrede)
おっしゃるおっしゃる強V・ehrw.sagen
おいでになるお出でになる強V・ehrw.herkommen
おいでお出でN・ehrw.Herkommen, da sein
うかがう伺う強V・besch.aufsuchen, fragen
いらっしゃるいらっしゃる強V・ehrw.herkommen, hingehen, da sein
いただく頂・戴く強V・besch.Bekommen
いたす致す強V・besch.Tun
いかがいかがFPwie ist es, wie wärs denn
あらたまる改まる強Verneuern, formell werden

練習1

デパートで働いていますから、次の文をもっと丁寧に言ってください。

  1. お手洗いは4階です。
  2. ここは3階ではありません。2階です。
  3. バーゲン(Ausverkauf)はきのうまででした。
  4. 先週の月曜日は休みではありませんでした。

練習2

次の敬語は尊敬語ですか、謙譲語ですか。そして、普通の形は何ですか。

1.   おっしゃる   2.   いただく
3.   参る   4.   なさる
5.   ご覧になる   6.   申す
7.   拝見する   8.   おいでになる
9.   いらっしゃる   10.   伺う
11.   おる   12.   お目にかける
13.   ご覧に入れる   14.   存じない
15.   召す   16.   お持ちする
17.   見える   18.   致す
19.   申し上げる   20.   召し上げる
21.   お目にかかる   22.   差し上げる
23.   ご存じだ   24.   ございます
25.   存じております   26.   働いております
27.   見て参ります   28.   おいでになります
29.   読んでご覧になります   30.   いただいて参りませんでした
31.   おっしゃってください   32.   いらっしゃったようです
33.   ご存じじゃないそうです   34.   お召しになったことがあります


練習3

次の形容詞(VA)、形容動詞(NA)を尊敬語にしてください。

  忙しいお忙しいです


若い   美しい
好き   上手
親切  


練習4

次の尊敬の文を「です・ます」の形にしてください。

  山本さんが日本のおみやげをくださいました。
  山本さんが日本のおみやげをくれました。
  1. 部長さんはもうすぐお見えになります。
  2. 昨日山田さんが家へいらっしゃいました。
  3. シュルテさんは、日本に留学なさいます。
  4. 先生はどちらにおいでになりますか。一お宅にいらっしゃいます。
  5. デュースブルクという町をご存じですか。
  6. ベッカーさんがきれいな絵をくださいました。
  7. ヘンケル先生は明日は大学にいらっしゃいません。
  8. シュミットさんはもうこの大学にはおいでになりません。
  9. 先生が、試験はあさってだとおっしゃいました。
  10. あの方はいつも高そうなお着物しかお召しになりません。
  11. 課長さんがお見えになったら、私を呼んで下さい。
  12. 今日見えるお客様は、とても有名な作家でいらっしゃいます。
  13. さっき、ミュラーさんとおっしゃる方がいらっしゃいました。
  14. 日本へいらっしゃったら、富士山をご覧になってください。
  15. 先生は今何をしていらっしゃいますか。一お昼ご飯を召し上がっていらっしゃいます。
  16. 今日は雨が降るそうですが、傘を持っておいでになりましたか。
  17. お酒がお好きだそうですが、日本酒を召し上がったことはございますか。

練習5

次の謙譲の文を「です・ます」の形にしてください。

  昨日田中さんにお目にかかりました。
  昨日田中さんに会いました。
  1. 明日お宅へ伺います。
  2. 先生に試験について伺いました。
  3. 昨日山田さんのお宅で日本料理をいただきました。
  4. 鈴木先生に、来週の授業は休むと申し上げました。
  5. 明日は一日中家におりますので、お電話下さい。
  6. 今度弟のかいた絵をお目にかけます。
  7. 次の授業のとき、日本旅行の写真をお持ちします。
  8. とても面白いおもちゃをうただきましたので、ご覧に入れます。
  9. 残念ですが、森さんのお宅に伺うことができません。
  10. もうすぐクルツ先生のお誕生日ですが、何を差し上げましょうか。
  11. 先生のお写真を拝見いたしましたが、先生はお元気そうでした。
  12. 昨日母が参りました。母は「ぜひ一度お目にかかりたい」と申しておりました。
  13. 毎日日本語を勉強しておりますが、なかなか上手になりません。
  14. 先生のご住所をご存じですか。一はい、存じております。
  15. 去年鈴木先生にお目にかかったときは、まだ日本語が下手でございました。

練習6

場面(Situation)に合った敬語に変えてください。

  先生はすぐ来ると言いました。
  先生はすぐいらっしゃるとおっしゃいました。

(Sie stellen sich auf einer formellen Party vor.)
私はデュースブルク大学のXYといいます。
教授ではありません。まだ学生です。
日本の経済について勉強しています。
私の両親はケルンの近くに住んでいます。


(Sie erzählen Ihrer Bekannten über Ihren Japanischlehrer.)
私の日本語の先生はドイツ人です。
でも、とても日本語が上手です。
先生は毎年日本へ行って、たくさん写真をとって来ます。
私はその写真をときどき見ます。

練習7

場面に合った敬語に変えてください。

  先生はすぐ来ると言いました。
  先生はすぐいらっしゃるとおっしゃいました。

(A&B sind zusammen in einem Restaurant. Sie kennen einander noch nicht so gut.)

Aさん:   何を食べますか。
Bさん:   私は何かからいものが食べたいです。カレーにします。
Aさん:   飲み物は何にしますか。
Bさん:   水を飲みます。



(A&B arbeiten in der gleichen Firma.)

社員A:   社長はもう来ましたか。
社員B:   いいえ、まだ来ません。多分XY社にいます。3時ごろ来ると言いました。
社員A:   これを社長に見せたいのですが。
社員B:   じゃあ、来たら連絡します。多分少し遅く来ると思いますので。


練習8

敬語を使って隣の人に丁寧に質問してください。
Versuchen Sie, zuerst aus eigener Kraft Fragen zu stellen. Falls Sie es nicht schaffen, bilden Sie mit Hilfe der in Klammern stehenden Ausdrücke Fragesätze.

  年齢:    (いくつですか)
  おいくつでいらっしゃいますか。


名前:   (名前は?)
職業:   (仕事は?)
専門:   (専門は?)
学期:   (今何学期目ですか。)
住んでいる所:   (どこに住んでいますか。)
好きな食べ物:   (どんな食べ物が好きですか。)
好きなお酒:   (どんなお酒をよく飲みますか。)
趣味:   (趣味は何ですか。)
兄弟:   (兄弟はいますか。)
どの外国語が得意か:   (どんな外国語が得意ですか。)
日本へ行ったことはあるか:   (日本へいったことはありますか。)
夏休みにどこへ行ったか:   (夏休みにどこへ行きましたか。)
何日間そこにいたか:   (どのぐらいそこにいましたか。)
その町はどうだったか:   (その町はどうでしたか。)


練習9

練習8の質問に敬語を使って答えてください。

  年齢:失礼でございますが、おいくつでいらっしゃいますか。
  22歳でございます。


テキスト

敬語―1

 敬語はよく日本語の特色の一つにあげられる。敬語は話し相手への尊敬を表す表現である。このような表現が日本語では特に発達しているのだ。もちりん、敬語は日本語だけではなく、ドイツ語など他の国の言葉にもある。しかし、敬語は日本語ではドイツ語等よりずっと多く使われているし、ずっと複雑なのである。そのため、日本語の特徴として敬語があげられても不思議ではない[I]

 敬語は難しいとよく言われるが、敬語そのものはそれほど難しくない。単語や形を覚えれば良いのだ。しかし難しいのは、「いつ、だれに、どのくらい敬語を使えば良いのか」を知って、必要なときにすぐ使うことができるようになることだ。

 基本的には、目下、つもり社会的地位が下の人が、目上、つまり社会的地位が上の人に敬語を使う。この社会的地位は、年齢、職業上の地位、性別[II]等で決まる。若い人は年上の人に(日本では大学でも1歳年が違えば敬語、少なくとも「です・ます」を使う)、学生は先生に、部下は上司に敬語を使うのだ。どの程度の敬語を使うかは、社会的地位の差や、親しさで決まる。しかし、いつも目下の人が目上の人に敬語を使うのではない。目上でも、いつも丁寧でありたい[III]と思う人は、相手が目下でも敬語を使うことが少なくないのだ。

 また、初めで会った人や、あまり親しくない人にも敬語は使われる。始めは敬語を多く使い、親しくなるとだんだん敬語を使わなくなる。敬語は相手との距離も表すのだ。だから、同じ年の人に敬語を使うと、距離ができてしまい、なかなか親しくなれないこともある。それで、敬語を使わないことで親しさを表そうとする人もいる。

 もちろん、ドイツ語と同じように、改まった場面では丁寧な表現は必要だ。スピーチ等で、大勢の人の前で話すときは、敬語を使わなければならない。また、日本語がドイツ語と違う点は、手紙を書くときに改まった言葉を使うことだ。手紙は改まって書くものとされているのだ。あまり丁寧な言葉で話していない親しい相手にも、手紙ではいつもより丁寧な表現を使って書く。

鈴木教授:   マイヤーさんはドイツからいらっしゃったんだよね。どちらからですか。
マイヤー:   デュースブルクという町から参りました。あまり日本では知られていない町なのでご存じない[IV]と思いますが、デュースブルクはルール地方にございます。
鈴:   ああ、ルール地方ですか。じゃあ、工業都市だね。
マ:   はい。あまりきれいな町ではございませんが、私は好きです。先生はドイツへいらっしゃったことがありますか。
鈴:   ええ。10年ほど前に一度行きましたよ。良い国ですよね。
マ:   どちらにご旅行なさいましたか。
鈴:   ハイデルベルクとローテンブルク、それからミュンヘン等です。
マ:   そうですか。南の方をご覧になったんですね。どちらの町が一番お好きでいらっしゃいますか。
鈴:   どこもいいですねぇ。でも、私はハイデルベルクが一番だなぁ。歴史のある美しい大学町だし、思い出があるんです。ハイデルベルク大学には、昔日本での会議にお見えになった教授がおいでで、その方のところへ伺ったんです。教授は日本が大変お好きで、よく家で着物をガウン[V]のようにお召しになるとおっしゃっていました。日本酒も召し上がるんですよ。だから日本の古い花びんをおみやげに差し上げたら、立派なご本を下さいました。これがいただいたご本ですよ。
マ:   ちょっと拝見します。
鈴:   どうぞ。
マ:   面白そうなご本ですね。
鈴:   興味があれば、貸しますよ。
マ:   ありがとうございます。じゃあ、来週またお持ちします。ところで、ローテンブルクはいかがでしたか。日本の方にはとても人気があるようで、皆様とてもきれいだとおっしゃいますが、わたくしはまだ行ったことがないんです。
鈴:   そうだねぇ。確かにきれいだけれど、日本人やアメリカ人の観光客が多くで…。人が少ないときに行けばもっと良かっただろうね。
マ:   先生はまたドイツへいらっしゃるご予定は。
鈴:   来年行こうかと思っていますが。
マ:   じゃあ、ぜひわたくしのところへもいらっしゃってください。私も来年はドイツにありますし、ケルンなど、先生にお目にかけたいところがたくさんございますから。
鈴:   それは嬉しいね。じゃ、お世話になろうか。
マ:   ご希望がございましたら、おっしゃってくださいね。準備致します。
鈴:   ありがとう。楽しみにしていますよ。


I   日本語の…不思議ではない   Allerdings gibt es im Koreanischen und Javanischen auch eine stark entwickelte Höflichkeitssprache.
II   性別   Früher verwendeten Frauen gegenüber dem Mann die Höflichkeitssprache.
III   丁寧でありたい   丁寧である+~たい
IV   ご存じない   Negation von ご存じ (siehe Lektion 2)
V   ガウン   Morgenmantel


漢字リスト

Kanji Bedeutung Lesung Beispiel
    働く arbeiten
    はたらく  
arbeiten ドウ 労働 Arbeit
    ろうどう  
  はたら・く    
       
         
    招く einladen
    まねく winken
einladen ショウ 招待 Einladung
winken   しょうたい  
  まね・く    
       
         
    探す suchen
  タン さがす  
suchen      
tasten さが・す    
  さぐ・る    
       
         
    尊敬 Respekt, Achtung
  ソン そんけい Verehrung
hochschätzen      
verehren たっと・ぶ    
  とうと・ぶ    
       
         
    存じる wissen, denken
  ゾン ぞんじる (bescheiden)
existieren ソン ご存知 wissen, kennen
denken   ごぞんじ (ehrerbietig)
wissen   存在 Existenz, Dasein
    そんざい  
         
    程度 Grad, Stufe, Ausmaß
  テイ ていど Umfang
Maß   ~程 Vergleich
Ausmaß ほど ~ほど (so) … wie
Grad   ~課程 XY-Kurs
    ~かてい XY-Lehrgang
         
    卒業 Schul-/
  ソツ そつぎょう Universitätsabschluss
(be-)enden   大卒 Uni-/Hochschulabsolvent
    だいそつ  
    高卒 Oberschulabsolvent
    こうそつ  
         
    敬語 Höflichkeitssprache
  ケイ けいご  
ehren   尊敬語 ehrerbietige
achten うやま・う そんけいご Sprachform
       
       
         
    第一 Nr. 1, erste(-r, -s)
Präfix bei ダイ だいいち Haupt-
Ordnungszahlen      
       
       
       
         
    第一課 Lektion 1
  だいいっか  
Lektion   課長 (Unter-)Abteilungs-
Abteilung   かちょう leiter
    学生課 Stud.-Sekretariat
    がくせいか  
         
    他の ein(-e)/etwas andere(-r, -s)
  た/ほかの  
ein andere,   その他 außerdem
etwas anderes ほか そのた etc.
    他人 andere/fremde Leute
    たにん  
         
    会議 Konferenz
  かいぎ Sitzung
Debatte   不思議 verwunderlich
Beratung   ふしぎ geheimnisvoll
    議員 Abgeordnete/-r
    ぎいん  
         
    地位 Position
  ちい Rang
Rang   ~位 Ungefähr
Stellung くらい ~ぐらい etwa, ca.
    一位 erster Rang
    いちい  
         
    ~階 ~Stock
  カイ ~かい  
Stockwerk   階段 Treppe
Etage   かいだん Stufe
Ebene      
       
         
    ~等 etc., usw.
  トウ ~など/とう  
Klasse   ~等 ~Rang, Klasse
Grad ひと・しい ~とう  
Gleichheit   平等 Gleichheit
    びょうどう  

 

第2課

練習第2課

Übung Lektion 2



単語リスト   Vokabelliste
練習   Übungen
テキスト   Lesetext
漢字リスト   Kanji-liste
場面練習   Situationsübungen


単語リスト

Hiraganaaufsteigend sortierenKanjiArtÜbersetzung
メッセージメッセージNMitteilung
グループグループNGruppe
よろしくよろしくADVetwa: Bitte um Wohlgesonnenheit
よろしい宜しいVAin Ordnung sein
よくじつ翌日ADVnächster Tag, folgender Tag
もとめる求める弱Verwarten, verlangen, kaufen
もっとも最もADVam meisten (Superlativ)
もうしわけございません申し訳ございませんformell: Entschuldigung!, es tut mir leid
もうしわけありません申し訳ありませんformell: Entschuldigung!, es tut mir leid
めいし名詞NNomen
みょうにち明日ADVmorgen
みょうごにち明後日ADVübermorgen
ぼうえき貿易NAußenhandel
ほど~程SUFFIXSuffix: cirka, ungefähr
ふくし副詞NAdverb
ひにく皮肉NA・Nironisch
はたらき働きNWirkung, Fuktion
のちほど後ほどADVspäter
ねがう願う強Vwünschen
どうし動詞NVerb
とくしゅ特殊NAbesonders
でんぽう電報NTelegramm
ちしき知識NWissen, Kenntnisse
だいとうりょう大統領NPräsident, Staatspräsident, Bundespräsident
だい第~PRÄFIXPräfix: Nummer
ただいま只今ADVmomentan, im Moment
ぞくする属する不Vgehören (zu einer Gruppe)
そだつ育つ強Vaufwachsen
せんじつ先日ADVneulich
せいひん製品NProdukt, Ware (nicht Naturprodukt)
せい~性SUFFIXSuffix: Charakter, Eigenschaft (-haftigkeit, -ität)
じょうしき常識NVernunft
しん新~PRÄFIXPräfix: Neu- (新学期= neues Semester)
しょうち承知不V・NEinverständnis, Einverständnis geben
しょうしょう少々ADVein wenig, einen Augenblick
しょうしゃ商社NKonzern, Handelsunternehmen
しゅしょう首相NKanzler, Premierminister, Premier, Ministerpräsident
しつれいします失礼しますformell: Auf Wiedersehen! Ich empfehle mich.
しつれいいたします失礼いたしますformell: Auf Wiedersehen! Ich empfehle mich.
しきゅう至急ADVunverzüglich
さっそく早速ADVumgehend, sofort
さくや昨夜ADVgestern Nacht, letzte Nacht
さくねん昨年ADVletztes Jahr
さくじつ昨日ADVgestern
さきほど先程ADVvorhin
ごめんなさい御免なさいeher ugs.: Entschuldigung!
こんご今後ADVzukünftig, ab jetzt
このむ好む強Vmögen, vorziehen
けいようどうし形容動詞NNominaladjektiv
けいようし形容詞NVerbaladjektiv
けいこう傾向NTendenz
けいい敬意NEhrerbietung
ぎゃくNUmkehrung, umgekehrt
きょくたん極端NAextrem, einseitig
きょうよう教養NBildung, Allgemeinbildung
きょうつう共通不V・NGemeinsamkeit, gemeinsame Sache
きついきついVA"eng (Kleidung etc.); bissig, herzlos"
きたく帰宅不V・NHeimkehr, nach Hause kommen
がくれき学歴NSchulbildung, schulischer Bildungsgang
がいしゅつ外出不V・Naußer Haus sein, ausgehen
かんぜん完全NAvollkommen, perfekt
かんしゃ感謝不V・NDank, danken
かてい家庭NFamilie, das Zuhause
かつやく活躍不V・Naktiv tätig sein, verdienstvoll agieren
おそれいります恐れ入りますformell: Danke schön!, Entschuldigung! (Ausdruck d. starken Betroffenheit)
おしゃれおしゃれNAmodebewußt, aufs Äußere bedacht sein
おいでお出でNAnwesenheit, anwesend sein, Herkommen
うちNInnenbereich, das Interne
いっさくねん一昨年ADVvorletztes Jahr
いっさくじつ一昨日ADVvorgestern
あとNRest, das noch Übriggebliebene
あきらめる諦める弱Vaufgeben, sein lassen

練習1

次の文は尊敬の文ですか。それとも受け身の文ですか。

  1. 社長さんのお宅に招待されました。
  2. もう田中さんに会われましたか。
  3. この雑誌は先生方がよく読まれています。
  4. 先生の育てられたお花をいただきました。
  5. 課長さんに呼ばれた人は5人でした。

練習2

次の文を、尊敬を表す文に変えてください。

  鈴木さんはドイツ製の機械を選びました。
  鈴木さんはドイツ製の機械をお選びになりました。
  鈴木さんはドイツ製の機械を選ばれました。
  1. ベアマン先生はいつも車ででかけます。
  2. もう冬休みの予定を立てましたか。
  3. 娘の旅行を田中さんは許しませんでした。
  4. 自分で絹のセーターを洗ったことがありますか。
  5. この新製品を使ってみてから、買うかどうか決めてください。
  6. 貿易会社に勤めたければ、英語ができなければなりません。

練習3

次の文を「ていらっしゃる/ておいでになる」を使って、丁寧な表現に変えてください。それから、その文を「お/ご~です」の形にしてください。

  シュルテさんはその部屋で休んでいます。
  シュルテさんはそちらの部屋で休んでいらっしゃいます。
  シュルテさんはそちらの部屋で休んでおいでになります。
  シュルテさんはそちらの部屋でお休みです。
  1. あの教授はデュースブルク大学で経済を教えています。
  2. 社長は、今はもうお客さんと話していません。
  3. 小学校のときの先生は、私を忘れていませんでした。
  4. 山本さんはもう来ていますが、田中さんはまだ来ていません。
  5. すみませんが、今お時間があるでしょうか。
  6. そこで待っているお客さんを呼んで下さい。
  7. 興味のない人は家へ帰ってもいいですよ。
  8. この小さな子供を知っている人はいませんか。だれも知りませんか。

練習4

もっと丁寧な表現を使って、頼んでください。

  時間がないので急いでください。
  時間がないのでお急ぎください/くださいませんか/いただけませんか。
  机の上にすわらないでください。
  机の上におすわりにならないでください/くださいませんか/いただけませんか。
  1. 家族の人によろしく伝えてください。
  2. 靴をはいて家の中に入らないでください。ここで脱いでください。
  3. この部屋ではタバコは遠慮してください。外で吸ってください。
  4. 私の家へ来てください。
  5. 夜遅く、駅に一人で行かないでください。

練習5

「お/ご~する」「お/ご~いたす」を使って、謙譲の文を作ってください。

  旅行の予定が決まりましたら、連絡します。
  旅行の予定が決まりましたら、ご連絡します/ご連絡いたします。
  1. 私が荷物を持ちます。
  2. まだ具合がよくないので、お見舞いは遠慮します。
  3. 今度、おしゃれなレストランのある場所を教えますね。
  4. 先生には来週また電話しますので、そのときメッセージを伝えます。
  5. 先生の仕事を手伝っていたとき、よく日本の雑誌を借りました。
  6. 先生のご活躍を祈っています。
  7. 山田さんから長い間借りていた本をやっと返しました。

練習6

次の名詞などの単語をもっと丁寧な形にしてください。

1.   今日   2.   あした   3.   次の日   4.   あさって
5.   きのう   6.   おととい   7.   去年   8.   おととし
9.   夕べ   10.   ちょっと   11.   早く   12.  
13.   このあいだ   14.   後で   15.   さっき   16.   これから
17.   すぐ   18.   ~ぐらい   19.   どう   20.   いくら
21.   良い   22.   どの   23.   わたし   24.   この人
25.   あの人達   26.   お母さん達   27.   すみません   28.   さようなら
29.   ごめんなさい   30.   すみませんでした        


練習7

敬語を使って、次の会話文を丁寧な表現に変えてください。

  1. Aさん: 夏休みにどこへ行きましたか。
    Bさん: スペインに行きました。南の方のマルベーリャという所にいました。
    Aさん: 何週間ぐらいいたんですか。
    Bさん: 4週間ぐらいです。とてもすばらしかったです。
  2. Aさん: 今日は招待ありがとう。
    Bさん: どうぞ、入ってください。
    Aさん: つまらない物ですが、どうぞ。
    Bさん: どうもすみません。もらいます。ワインですか。
    Aさん: はい。好きかどうか分かりませんが、飲んでみてください。
  3. A先生: あ、先生久しぶりです。元気ですか。
    B先生: いいえ、あまり元気じゃないんです。
    A先生: どうしたんですか。
    B先生: 頭が痛いんです。風邪をひいたんだろうと思います。
    A先生: 熱はありますか。
    B先生: あるかもしれません。だから、もう帰って寝ることにします。
  4.  学生: 森先生は研究室にいるかどうが、知っていますか。
    A先生: 先生は病気でもう帰りましたよ。
     学生: じゃあ、この宿題を後で森先生に渡してください。
    A先生: いいですよ。これを渡せば、森先生はわかるんですね。
     学生: はい。すみませんが、よろしくお願いします。
  5. 部長: 社長は会議に出るかどうか、知っているか。
    社員: いいえ、知りません。社長は今、客と食事をしていて、会社にはいません。
    部長: 何時ごろに戻るだろうか。
    社員: 社長はさっきでかけたので、あと1時間ぐらいで帰ってくると思います。
    部長: 社長はいつもゆっくり食べるから、もっと遅くなるだろう。また電話するよ。
    社員: いいえ、こちらから電話しますので、待っていてください。
  6. Aさん: もしもし、Aといいますが、ホフマンさんはいますか。
    ホフマンさんの奥さん: いいえ、いません。今でかけています。
    Aさん: そうですか。何時ごろかえりますか。
    奥さん: 多分もう帰ってくると思いますが。
    Aさん: そうですか。では、また電話します。
    奥さん: あ、待ってください、主人が今ちょうど帰ってきました。
    ホフマンさん: もしもし、ホフマンです。待たせました。

練習8

次のドイツ語を、敬語を使って丁寧な日本語に翻訳してください。

  1. Mein Name ist XY, ist der Lehrer Herr Mori zu erreichen?
  2. Falls Sie die Adresse vom Lehrer, Herrn Mori, kennen sollten, würde ich sie gern in Erfahrung bringen.
  3. Ich habe Herrn Mori, dem Lehrer, Fotos dieser Stadt und der Universität gezeigt.
  4. Als ich meinen Lehrer ein Mitbringsel aus Deutschland überreichte, hat es sich sehr gefreut.
  5. Professor Müller trägt immer einen schicken Anzug.
  6. Als ich vorletztes Jahr nach Japan fuhr, ging es dem Präsidenten gut.
  7. Ich habe gestern mehrmals angerufen, aber es war niemand da.
  8. Sobald der Doktor zurückkommt, werde ich sie rufen. Warten Sie bitte deshalb hier.
  9. Als ich mich in Japan aufhielt, habe ich ein einziges Mal den Ministerpräsidenten zu Gesicht bekommen.

テキスト

敬語―2

 第1課では敬語の基本的な使い方を見た。ここでは、もう少し複雑な使い方を見てみよう。敬語をどう使うかは「上か下か[I]」だけではなく、「内か外か[II]」でも決まる。「内」とは、自分の属しているグループを言う。家族や会社、学校、友人等だ。そして、「外」はそれ以外を言う。この「外」の人は「お客様」なので、丁寧な話し方をしなければならない。そのため、敬語を使うのだ。

 まだ「内」の会話の例として、A社の田中さんがA社の社長と話す場合を見てみよう。

社長さん: 今からちょっとB社に行ってくる。
田中さん: 何時ごろお帰りになりますか
社長さん: 会議までには戻るつもりだ。
田中さん: 2時ごろ戻られるんですね。では、至急お車ご用意いたします

田中さんは、目上である社長に尊敬語を、目下である自分に謙譲語を使っている。この会話は会社の中での会話なので、「上と下」の関係で敬語を使っているのだ。

 しかし、「外」の人と話す場合は、「外」の人に最も敬意を表さなければならない。そのため、「外」の人と話すときは、敬語の使い方が違うのである。「外」の人との会話の例として、C社の人からの電話をあげる。

C社の人: 社長さんいらっしゃいますでしょうか。
田中さん: 社長はただいま外出しておりますが…。
C社の人: ああ、そうですか。何時ごろ帰られますか。
田中さん: だいたい2時ごろだと申しておりました。社長が帰って参りましたら、こちらからお電話いたしましょうか。
C社の人: では、お願いいたします。

 このように、自分の会社の社長に謙譲語を使うことで、C社の人を高めるのである。つまり、いつも尊敬語を使う相手にも、「外」の人と話す場合は、謙譲語を使わなければならないのだ。

 敬語の働きは第一に尊敬を表すことだが、その他の働きを見てみよう。言葉は、使う人の教養を表すと考えられている。つもり、どんな言葉を話すかで、その人がどんな家庭に育ち、どんな教育を受けたかが分かるのだ、敬語を使うことで、「私は失礼な人間ではありません」「私は常識がある人間です」私は教養があります」「私は良い家に生まれました」等のメッセージを相手に送ることができる。逆に言えば、敬語を使うことができない(または使わない)人は、失礼で、常識や教養がない人間だと思われる危険性がある。そのため、学歴が高い人や良い家庭に生まれた人は、特に敬語を多く使いたがるのだ。そして、この理由で、社会的地位が上の人が下の人に敬語を使うことも少なくない。

教授: 「日本の歴史」という本がないんだけれど、どこにあるかご存じ
学生: すみません、私がお借りしておりました。持って参りましたのでお返しいたします。
教授: その本を図書館に返しておいてくださいますか。
学生: はい、承知しました。

 また、女性は男性より丁寧な表現を好むので、女性のほうが敬語をよく使う傾向がある。この傾向は日本だけではないらしい。女性のほうが男性より「他人から良く見られたい」と願うのは世界共通なのかもしれない。それに、丁寧な言葉を使う女性は「女らしい」と見られるのも理由の一つにあげることができるだろう。

 次に敬語の特殊な働きを見てみよう。「皮肉」である。デパートでの場合を考えてみよう。客が呼んでもなかなか来ない店員に、何と言うだろうか。

客: すみません、ちょっと来てください。

これは普通の言い方だ。しかし、次のように言った場合はどうだろうか。

客: 恐れ入りますが、もうそろそろおいでになっていただけませんでしょうか。

これは非常に丁寧なお願いではなく、とてもきつい皮肉である。極端に丁寧な表現は、皮肉にもなるのだ。このような使い方は、ドイツ語にもあるので、よく分かるだろう。

 くりかえして言うが、敬語を覚えることはあまり難しくない。集中して勉強すれば、形はすぐ覚えることができる。あとは必要なときに、すぐ使うことができるまで練習するだけだ。これがなかなか難しいのだが、使っているうちに、だんだん上手になる。日本人でも、敬語が完全にできるようになるのは、30才ぐらいだという研究もある。だから、なかなかできないと言ってあきらめる必要はないのである。

I   上か下か   „ob oben oder unten“
Das „oben“ bezieht sich auf die höhere soziale Stellung. Entsprechend bedeutet „unten“ eine niedrigere soziale Stellung.
II   内か外か   „ob innen oder außen“
„Innen“ heißt hier der eigene Bereich und deutet auf die Zugehörigkeit zur Gruppe des Sprechers. „Außen“ steht für den fremden Bereich.


漢字リスト

Kanji Bedeutung Lesung Beispiel
    決める entscheiden
  ケツ きめる festlegen
entscheiden   決まる entschieden
  き・める きまる werden
  き・まる 決定 Entscheidung
    けってい Beschluss
         
    育つ (auf-)wachsen
  イク そだつ  
aufwachsen   育てる aufziehen
aufziehen そだ・つ そだてる  
  そだ・てる 教育 Erziehung
    きょういく (Aus-)Bildung
         
    閉める (zu-)schließen
  ヘイ しめる  
schließen   閉まる sich schließen
  し・める しまる  
  し・まる 閉じる (zu-)schließen
  と・じる とじる  
         
    暗い dunklel
  アン くらい  
dunkel      
  くら・い    
       
       
         
    軽い leicht (an Gewicht)
  ケイ かるい  
leicht      
  かる・い    
       
       
         
    若い jung
  ジャク わかい  
jung   若者 Jugendliche-/r
  わか・い わかもの Jugend, junger Mann
       
       
         
    速い schnell
  ソク はやい  
schnell   早速 sofort
  はや・い さっそく  
    速達 Eilsendung
    そくたち  
         
    短い kurz
  タン みじかい  
kurz   短期 kurzfristig
  みじか・い たんき  
    短時間 kurze Zeit
    たんじかん  
         
    Garten
  テイ にわ  
Garten   家庭 Familie
  にわ かてい das (eigene) Haus
       
       
         
    失礼 Unhöflichkeit
  シツ しつれい  
verlieren   失業 Arbeitslosigkeit
  うしな・う しつぎょう  
    失敗 Misserfolg
    しっぱい Misslingen
         
    お礼 Dank
  レイ おれい  
Höflichkeit ライ 礼儀 Höflichkeit
Begrüßung   れいぎ Anstand
Dank      
       
         
    常識 gesunder
  ジョウ しょうしき Menschenverstand
normal   非常 Ausnahmefall
gewöhnlich つね ひじょう Notfall
wiederholt   常に immer
    つねに  
         
    常識 gesunder
  シキ じょうしき Menschenverstand
wissen   知識 Wissen
unterscheiden   ちしき Kenntnis
       
       
         
    Fenster
  ソウ まど  
Fenster      
  まど    
       
       
         
    歴史 Geschichte
  レキ れきし  
Verlauf der Zeit   学歴 Bildungsgang
Fortdauer   がくれき  
    履歴書 Lebenslauf
    りれきしょ  

 

第3課

練習第3課

Übung Lektion 3



単語リスト   Vokabelliste
練習   Übungen
テキスト   Lesetext
漢字リスト   Kanji-liste
場面練習   Situationsübungen


単語リスト

Hiraganaaufsteigend sortierenKanjiArtÜbersetzung
ホームステイホームステイ不V・Nbei einer Gastfamilie wohnen, Wohnen bei einer Gastfamilie
ホストファミリーホストファミリーNGastfamilie
わらNReisstroh
るすばんでんわ留守番電話NAnrufbeantworter
るすばん留守番Ndas Haus hüten, Haushüter
ゆうぐれ夕暮れNAbenddämmerung
やるやる強Vgeben (von „oben“ nach „unten“)
めんぜいてん免税店Nzollfreier Laden, Duty-free-Shop
めがさめる目が覚める弱Vaufwachen
めいNNichte
むすぶ結ぶ強Vverknoten, anbinden
むかしばなし昔話NErzählung aus alter Zeit, alte Geschichte
みごと見事NAprächtig, wunderbar
ほこりほこりNStaub
ぶん~分SUFFIXSuffix: Portion, Anteil
ふるさと故郷NHeimat
ひもNFaden
ひきうける引き受ける弱Vs. f. bereit erklären, e. Auftrag übernehmen
ばぐ馬具Nenthäuten
はらう払う強Vabschütteln
はなしかける話し掛ける弱Vansprechen
ぬのNStoff (gewebtes Material)
どこまでもどこまでもADVbis zum Äußersten, bis in alle Ewigkeit
ところへNのところへZUSzum Ort/zur Zeit des Geschehens
とう...頭ZWZählwort für größere Tiere (Pferd, Rind etc.)
つかむ掴む強Vergreifen, greifen, fassen
ついて来るついてくる不Vmitkommen, begleiten
ちゃく...着ZWZählwort für westl. Oberteile
ちかづく近づく強Vs. nähern
たびNReise (etw. poetischer als 旅行)
たつ経つ強Vvergehen, verstreichen
たちあがる立ち上がる強Vaufstehen, s. aufrichten
ただただのNAttrgewöhnlich
たすかる助かる強Vgerettet werden, hier: e. große Hilfe darstellen
田(んぼ)NReisfeld
すてき素敵NAhübsch, nett, ansehnlich
しゅっちょう出張不V・NDienstreise machen, Dienstreise
しまつ始末不V・Nentsorgen, in Ordnung bringen, Entsorgung
しばる縛る強Vfesseln
さむらいNSamurai, Ritter, Krieger
さきに先にADV(im) voraus, vor- (temporal und lokal)
さき~先SUFFIXAufenthaltsort
ころぶ転ぶ強Vhinfallen (intr.)
こきょう故郷NHeimat
こえをかける声を掛ける弱Vansprechen
こうかん交換不V・Ntauschen, Tausch
けんしゅう研修不V・NPraktikum machen, Praktikum
けらい家来NGefolgsmann, Untergebener
きづく気付く強Vbemerken
きじ記事NZeitungsartikel
きぎょう企業NUnternehmen
かんのん観音Nbuddh. Göttin der Barmherzigkeit, Kannon
かんとう関東NKanto-Gebiet (Gebiet um Tokyo)
かんさい関西NKansai-Gebiet (Gebiet um Osaka u. Kyoto)
かわいそう可哀相・可哀想NAmitleidenswert, mitleiderregend
かくす隠す強Vverstecken (trans.)
おやおやINTnanu?
おがむ拝む強Vbeten, anbeten
おおよろこび大喜び不V・Ns. sehr freuen, große Freude
おおさわぎ大騒ぎ不V・Nzetern, Riesenlärm machen, Gezeter, Riesenlärm
おお大~PRÄFIXPräfix: sehr, extrem, groß
おいかける追い掛ける弱Vverfolgen
おいNNeffe
えさNFutter
うまNPferd
うっかりうっかりADVversehentlich, ungewollt, geistesabwesend
うたがう疑う強Vverdächtigen, Mißtrauen schenken
いとこ従兄弟・従姉妹NCousin, Cousine
いきかえる生き返る強Vwieder zum Leben erwachen
ある或るNAttr(irgend)ein
あまりにもあまりに(も)ADVzu sehr, äußerst
あっというまあっという間Nim Nu, augenblicklich

練習1

「あげる」「もらう」「くれる」「やる」を使って、文を作ってください。

  山田さんは森さんに(から)めずらしいおかしいをもらいました。
  森さんは山田さんにめずらしいおかしいをあげました。

練習2

敬語を使って、文を作ってください。

  父は島田先生にボールペンを差し上げました。
  島田先生は父に(から)ボールペンをお受け取りになりました。

練習3

「てあげる」「てくれる」「てもらう」「てやる」を使って、例のように文を作ってください。

  山本さんは母にアパートを紹介してもらいました。
  母は山本さんにアパートを紹介してあげました。

練習4

例のように、敬語を使って文を作ってください。

  森先生は山田先生の仕事を手伝っておあげになりました。
  山田先生は森先生に仕事を手伝っておもらいになりました。

練習5

次のとき、何をしてあげますか。必要なときは敬語を使ってください。

  友達がうっかりおさいふを忘れて困っています。
  お金を貸してあげます。
  1. おばあさんが重そうな荷物を持っています。
  2. 先生が最後のバスに乗ることができませんでした。
  3. 友達が宿題ができなくて困っています。
  4. 課長さんが出張しますが、車の運転ができません。
  5. 小さないとこは、靴のひもを結ぶことができません。

練習6

「てもらいたい」「ていただきたい」「てほしい」を使って希望を言ってください。

  私の希望:誰かが私の仕事を手伝う
  誰かに仕事を手伝ってもらいたいです/手伝ってほしいです。
  1. 私の希望:友達が難しい日本語を翻訳する
  2. 子供の希望:親がおもちゃを買う
  3. 私の希望:私を疑わない
  4. 学生の希望:あまりたくさん宿題を出さない
  5. 私の両親の希望:私が将来両親の世話をする

練習7

「てもらいたいんですが」「ていただきたいんですが」「てほしいんですが」「ないでもらいたいんですが」「ないでいただきたいんですが」「ないでほしいんですが」を使って、丁寧に頼んでください。

  作文を書きました。でも間違いがあるかもしれません。
  作文を直してもらいたいんですが。
  1. 荷物が多くてドアを開けることができません。
  2. 夜遅く電話があって、目が覚めてしまいました。
  3. 事故で入院しました。家族はまだ知りません。
  4. 腕を強くつかまれて痛いです。
  5. 病院へ行きますが、一人では不安です。

練習8

次の文を読んで、「ということです」を使って質問に答えてください。

町のお祭でアルバイトすることにしました。明日トーマス君とクラウディアさんは来るそうですが、マティアス君はあさってだけ来ると言いました。仕事はソーセージなどを売ることです。小さいソーセージは3ユーロ、大きいソーセージは5ユーロだそうです。1時間働くと、10ユーロくれると聞きました。お祭は朝10時から夜8時までだそうです。「もしたくさんソーセージを売ったら、特別にお金をあげる」とお店のご主人は言いました。天気予報では明日は良い天気らしいです。

  明日はだれが来ますか。
  トーマス君とクラウディアさんが来るということです。
  1. マティアス君はいつ来ますか。
  2. ソーセージはいくらですか。
  3. お金はいくらもらうことができますか。
  4. お祭は何時から何時までですか。
  5. もしソーセージをたくさん売ったら、どうですか。
  6. 天気予報では明日の天気はどうだと言っていましたか。

テキスト

日本の昔話-わらしべ長者[I]

 昔、京都にとても貧乏な男がいました。その男はあまりに困っていたので、観音様を拝みに奈良[II]へ行きました。そして、「どうかお助け下さい、お助け下さい」と何日も拝んでいると、ある晩不思議な夢を見ました。観音様がおいでになって、こうおっしゃったのです。「かわいそうだが、助けることはできない。しかし、ほんの少しの物をやる。だから、家へ帰りなさい[III]。」

 男は目が覚めると、家へ帰ることにしました。しかし、お寺の門を出ようとしたとき、うっかり転んでしまいました。「おや。」男はそのとき、手に一本のわらをつかんでいることに気づきました。「ここでこれをつかんだということは、これが観音様のくださった物だということだ。」男はそのわらをおただいて、歩いて行きました。

 京都へ向かって歩いていると、虫が顔の前に飛んできました。男は木の枝をひろって、たたいたり払ったりしました。しかし、虫は逃げないで、どこまでもついてきました。うるささにがまんできなくなった男は、虫をつかまえて、わらでしばり、そのわらを枝に結んでしまいました。虫は枝のまわりを飛んでいました。

 そこへお金持ちのお母さんと子供が、家来を連れてやってきました。子供は男の持っている虫を見て、とてもほしがりました。そこで、家来が男のところへ来て言いました。「おぼっちゃんがその虫がほしいとおっしゃっている。それを差し上げてくれないか。」男は、「このわらは、観音様からいただいた大切は物なんですが、差し上げましょう。」と答えて、家来に虫を渡してあげました。お母さんはとても喜んで、お礼に見事なみかんを三つくれました。男は、「一本のわらが、あっという間にこんな見事なみかんになった。ということは、これも観音様のお力だ。」と感謝しました。

 みかんをもらって歩いて行くと、水をほしがっている女の人がいました。しかし、水が近くになかったので、男はこう言ってあげました。「このみかんを差し上げましょう。」女の人はとても喜んで、みかんをもらって食べました。「本当にありがとうございました。もしみかんをくださらなかったら、私は死んでいたかもしれません。旅の途中なので、何もありません[IV]が、これをどうぞ。」と女の人は言って、お弁当とすばらしい布を三着分きれました。「ただのわらが、こんなすばらしい布になった。観音様、ありがとうございます。」男は観音様のお寺の方を向いて、拝みました。

 夕暮れが近づいたころでした。さむらいが家来を連れて、りっぱな馬に乗って来ました。その馬が急にたおれて死んでしまったのです。さむらいはとても急いでいたので、家来に馬の始末を頼んで、先に行ってしまいました。困ったのは家来達です。遠いところから来たので、どうしたらいいのか[V]わからなかったのです。貧乏な男はかわいそうだと思って話しかけました。「私がその馬をいただいて、始末して差し上げましょうか。馬のかわりにこの布を差し上げますよ。」男がそう言いながら、一着分の布を出すと、家来達は大変喜びました。そして、布と馬を交換してもらうと、その馬の馬具を持って、すぐにさむらいを追いかけて行きました。男は「わらが馬一頭と布二着分になりました。馬が生きていたら、もっと良かったのですが。」と観音様を拝みました。すると、突然、馬が目を開けて立ち上がりました。観音様が馬を生き返らせてくれたのです。男は観音様の力に驚いて、感謝しました。そして、馬具のない馬を連れていると疑われるかもしれないので、馬をかくしておいて町へ行きました。そこで残った布を売って、馬具とえさを買ってきました。

 京都に着いたのは、次の朝でした。町の入り口に大きな家がありました。人が大騒ぎして、忙しそうに働いていました。どこが遠くへ引っ越すようでした。「引っ越しのときには、馬が要ることが多い。もしかしたら、買うかもしれない。」と男は考えて、「馬はいかがですか。お求めになりませんか。」と声をかけてみました。家の中から主人が出てきて、馬を見て言いました。「とても良い馬だ。ぜひ売ってもらいたい。しかし、これから旅に出るので、物や金は必要なのだ。実は近くに田があるのだが、それと取り替えてくれないだろうか。ぜひそうしてほしい。」男が「結構でございます。」と言うと主人は大喜びでこう言った。「そうしてくれると助かる。それから、もう一つやってもらいたいことがある。実はこれから関東へ行かなければならないのだが、もし良ければ留守の間、この家に住んで留守番をしてほしいのだ。」貧乏で、住む家もない男は大喜びで承知しました。

 男はその家に住んで、家の人が帰ってくるのを待ちました。一年、二年、三年…。十年経っても、二十年経っても、帰ってきませんでした。それで、とうとうその家も男の物になってしまいました。一本のわらが、大きな家と田んぼになったのです。そして、男もその子孫もずっと観音様に感謝して、幸せに暮らしたそうです。

I   わらしべ長者   etwa: „Der Strohhalm Millionär“
    (わらしべ = fadendünne Innenfaser des Reisstrohs)
II   奈良(なら)   von 710-784 Hauptstadt Japans
III   帰りなさい   Imperativ „geht zurück (nach Hause)“ von 帰る, siehe Lektion 12
IV   何もあらませんが   im Sinne von: ich habe zwar nichts Besonderes;
    ich habe nichts, was Ihnen gefallen könnte.
V   どうしたらいいのかわからない   nicht wissen, was sie tun sollten


漢字リスト

Kanji Bedeutung Lesung Beispiel
    引く ziehen
  イン ひく  
ziehen   引き受ける übernehmen
schließen ひ・く ひきうれる entgegennehmen
    引っ越す umziehen
    ひっこす (Wohnungswechsel)
         
    払う bezahlen
  フツ はらう  
bezahlen      
  はら・う    
       
       
         
    要る brauchen
  ヨウ いる benötigen
Hauptsache   必要 notwendig
Notwendigkeit い・る ひつよう erforderlich
    重要 wichtig
    じゅうよう bedeutsam
         
    願う bitten
  ガン ねがう wünschen
bitten   お願い Bitte
wünschen ねが・う おねがい  
    願書 Antragsformular
    がんしょ  
         
    結ぶ binden
  ケツ むすぶ verknüpfen
binden   結婚 Hochzeit
verknüpfen むす・ぶ けっこん Heirat
    結構 wunderbar
    けっこう höfliche Ablehnung
         
    渡す übergeben
  わたす überreichen
überschreiten   渡る überqueren
übergeben わた・る わたる  
  わた・す    
       
         
    忙しい beschäftigt
  ボウ いしがしい  
beschäftigt      
  いそが・しい    
       
       
         
    大変 schrecklich
  ヘン たいへん schlimm
(sich) (ver-)ändern   merkwürdig
  か・わる へん komisch
  か・える 変わる sich (ver-)ändern
    かわる  
         
    er
  かれ jener
er   彼女 sie
jener かれ かのじょ  
       
       
         
    Stimme
  セイ こえ  
Stimme   大声 laute Stimme
  こえ おおごえ  
    声をかける anreden
    こえをかける  
         
    alte Zeit
    むかし früher
Vorzeit   昔話 alte Geschichte
Altertum むかし むかしばなし Erzählung
    大昔 uralte Zeit
    おおむかし Urzeit
         
    Abend
  バン ばん Nacht
Abend   今晩 heute Abend
Nacht   こんばん  
    晩御飯 Abendessen
    ばんごはん  
         
    Tor
  モン もん  
Tor   専門 Fach
  かど せんもん Gebiet
       
       
         
    Pferd
  うま  
Pferd   乗馬 das Reiten
  うま じょうば  
       
       
         
    関東 Kantō-Gebiet
  カン かんとう Ebene Um Tōkyō
Barriere   関西 Kansai-Gebiet,
  せき かんさい Gebiet um Kyōto und Ōsaka
    関係 Beziehung
    かんけい Verhältnis

 

第4課

練習第4課

Übung Lektion 4



単語リスト   Vokabelliste
練習   Übungen
テキスト   Lesetext
漢字リスト   Kanji-liste
場面練習   Situationsübungen


単語リスト

Hiraganaaufsteigend sortierenKanjiArtÜbersetzung
カップルカップルNPaar, Pärchen
わり~割SUFFIXDeziprozent (z.B.2割 = 20 %)
わずかわずかADV・NA・Ngeringfügig, wenig
りつNQuote
りそう理想NIdeal
りこん離婚不V・Ns. scheiden lassen, Scheidung
やとう雇う強Vjmd. einstellen, beschäftigen
もんだいない問題ないZUSproblemlos, fraglos
みとめる認める弱Vanerkennen, bestätigen
みえる見える弱Vsehen können, sichtbar sein
ほぼほぼADVnahezu, beinahe, ungefähr
ほしょう保障不V・Ngarantieren, gewährleisten, Garantie
へんけん偏見NVorurteil
へんか変化不V・Ns. wandeln, Veränderung, Wandlung
へいきん平均NDurchschnitt, durchschnittlich
ふうふ夫婦NEhepaar
ひはん批判不V・Nkritisieren, Kritik ~的だ: kritisch
ひとりっこ一人っ子NEinzelkind
ひてい否定不V・Nverneinen, ablehnen, Verneinung ~的だ: negativ, ablehnend eingestellt sein
のびる延びる弱Vs. verlängern
のせる乗せる弱Vaufladen, aufstapeln 乗り物に~: einsteigen lassen, mitnehmen
にってい日程NTagesplan, Tagesordnung
どんどんどんどんADVimmer weiter, immer mehr, ohne Unterbrechung
どくしん独身NSingle
どうきょ同居不V・Nmit e. Partner,-in/d. Eltern zusammenleben, Zusammenleben
とならんで...と並んでZUSgleichzeitig mit N, gleichrangig mit N
とうぜん当然NSelbstverständlichkeit, selbstverständlich (eher formelle Spr.)
とうじ当時Ndamalige Zeit, zu jener Zeit, damals
であう出会う強Vbegegnen, antreffen
てつづき手続き不V・NVerfahren einleiten, Formalitäten erledigen, Verfahren, Formalität
てきれいき適齢期Ngesellsch. erwartetes Heiratsalter, „ehereife“ Phase
つまNEhefrau, Gattin
つく就く強Vantreten [eine Stelle]
ぞうか増加不V・Nzunehmen (z.B. Bevölkerung), Zunahme
それではそれではKONJ"wenn es so ist; nun denn"
そのようなそのようなDEM"so ein + N (=そんな; vgl. auch このような, あのような, どのような)"
そうぞう想像不V・Ns. vorstellen, Vorstellung
せんしんこく先進国Nführende (Wirtschafts-)Nation, die Industrieländer
せだい世代NGeneration
せたい世帯NHaushalt
せいじん成人不V・Nmündig werden, Mündigkeit
じょうけん条件NBedingung
じゅみょう寿命NLebenserwartung, Lebensdauer
しょくNArbeit, Anstellung
しょうがい生涯Ndas ganze Leben lang, (meist: Menschenleben)
しゅぎ主義NPrinzip, „-ismus“ (z.B. 独身主義: bewusst gewähltes Single-Dasein)
しゃ~者SUFFIXPerson
しつ~室SUFFIXRaum, Zimmer
ことなる異なる強Vabweichen, s. unterscheiden
こえる越える弱Vüberqueren (eine Hürde)
こうてい肯定不V・Nbejahen, Bejahung ~的だ: positiv eingestellt sein
げんしょう減少不V・Nabnehmen (z.B. Bevölkerung), Abnahme, Minderung
くらす暮らす強Vtägliches Leben führen, wohnen, leben
きれる切れる弱Vs. schneiden, s. loslösen
きょうどう共同NGemeinschaft, Partnerschaft, Kooperation
きにする気にする不Vs. zu Herzen nehmen, über etw. Sorgen machen
きちんときちんとADVordentlich, korrekt, ordnungsgemäß
きこえる聞こえる弱VN hören können, N ist hörbar
かんきょう環境NUmwelt, Lebensraum, Milieu
かかるかかる強Vhier: (Druck) ausgeübt werden
おっとNEhemann, Gatte
うごかす動かす強Vbewegen (trans.), etw. in Bewegung bringen
うけいれる受け入れる弱Vübernehmen, annehmen
いわゆるいわゆるAttrsogenannt
いっぽう一方KONJ・Neinerseits (auch: andererseits)
いっしょう一生Ndas ganze Leben, (meist: Menschenleben)
いせい異性Ndas andere Geschlecht
あつりょく圧力NDruck
あたりまえ当たり前NA・Nselbstverständlich, normal (eher gespr. Spr.)

練習1

次の動詞を可能形にしてください。

1.   着る   2.   もらう   3.   通る
4.   入る   5.   降りる   6.   する
7.   開ける   8.   帰る   9.   来る
10.   見える   11.   聞く   12.   聞こえる
13.   歌う   14.   切れる   15.   乗せる
16.   行く   17.   認める   18.   想像する
19.   近づかない   20.   招待しない   21.   出ない
22.   答える   23.   洗った   24.   会った
25.   乗らなかった   26.   泊まらなかった   27.   起きなかった
28.   おっしゃる   29.   ご覧になる   30.   いらっしゃる
31.   拝見する   32.   いただく   33.   うかがう
34.   持って来る   35.   置いておく   36.   かたづけてしまう
37.   読まなければならない   38.   書いたほうがいい   39.   乗るようだ


練習2

可能形を使って、次の質問に答えてください。

  日本の歌を歌うことができますか。
  はい、歌えます。/いいえ、歌えません。
  1. きちんと漢字を書くことができますか。
  2. 馬に乗ることができますか。
  3. 何語を話すことができますか。
  4. たくさんお酒を飲むことができますか。
  5. 明日は何時に大学へ来ることができますか。
  6. 夏学期に試験でいい点をもらうことができましたか。
  7. 子供のとき、クラスで一番速く走ることができましたか。
  8. あなたはもう理想の男性/女性と出会うことができましたか。
  9. ドイツでは何ユーロぐらいで1ヵ月暮らすことができますか。
  10. ここから駅まで歩いて行くことができますか。
  11. ベアマン先生はコンビュータをお使いになることができますか。(はい)
  12. 先生は来週のパーティーにおいでになることができますか。(いいえ)
  13. ホームステイしたい人を受け入れることはできますか。
  14. この学期の間に、漢字を全て覚えてしまうことはできますか。
  15. 先生に日本のホストファミリーを紹介してもらうことはできますか。

練習3

次の文の意味は、肯定、否定のどちらですか。

  日本の車はあまり壊れないはずです。=日本の車は壊れる・壊れない
  1. 明日テストがないはずはありません。=テストがある・ない
  2. 留学の手続きは難しくないはずです。=手続きは難しい・難しくない
  3. 昔は車が高くなかったはずはありません。=車が高かった・高くなかった
  4. たくさん子供かいる家庭は減少しているはずです。=減少している・していない
  5. 私が全部の漢字が読めるはずはありません。=全部の漢字が読める・読めない
  6. 今日は大学に来るはずじゃありませんでした。=大学に来た・来なかった
  7. アンナさんは日本語が話せるはずがありません。=アンナさんは話せる・話せない
  8. 山本さんは車の運転ができないはずはありません。=山本さんはできる・できない
  9. 今日の新聞を捨てるはずじゃありませんでした。=新聞を捨てた・捨てなかった

練習4

理由を考えて、「はず」と「はずはない」の文を続けてください。

  毎週木曜日にテストがあります。来週も…
  来週もあるはずです。
  来週もないはずはありません。
  1. 先生は金曜日には大学へいらっしゃいません。今週の金曜日も…
  2. 森さんは甘いものが嫌いです。だから、ケーキを…
  3. 彼はスポーツが大変得意です。スキーも…
  4. 先生が入院なさいました。試験の日程が…
  5. あのご夫婦は二人ともとても頭がいいです。子供も…
  6. メラニーさんは今年大学に入学しました。去年は…
  7. 私の友達は手紙がとても好きです。クリスマスにも…
  8. 日本では毎年平均寿命が延びています。100歳を越える人が…
  9. 彼女はコンビュータが得意です。分からないことがあったら、彼女に聞けば…

練習5

「に違いない」を使った文を作ってください。

  あの人の服にはいつも猫の毛がついています。あの人は…
  あの人は猫を飼っているに違いありません。
  1. 明日はお祭です。町は…
  2. あの建物からはいつも子供が大勢出てきます。あの建物は…
  3. 昨日も今日も雨が降りました。明日も…
  4. 隣のテレビの音がよく聞こえます。この部屋の声も…
  5. 昔は寿命が短かったです。だから、お年寄りの数が…
  6. 友達は遊んでばかりいます。卒業まで時間が…
  7. あの教授はいつも早く帰られます。だから、もう研究室には…
  8. いろいろな意見があります。肯定的な意見だけではなく…
  9. 世代が違うと、考え方も違います。だから、話をするのは…
  10. 昔は車がありませんでした。だから、昔の旅は…

練習6

次の文に「でも」を入れてください。

  お茶を飲みませんか。
  お茶でも飲みませんか。
  1. 食事を一緒にしませんか。
  2. 散歩に行きませんか。
  3. コーヒーを入れましょうか。
  4. 森を散歩しましょう。
  5. 美術館へ行きましょう。
  6. デュッセルドルフで買い物しましょうか。

練習7

下の単語と「でも」を括弧に入れてください。

  この問題は(  )分かります。
  この問題は小学生でもわかります。
  1. 彼の趣味は(  )理解できません。
  2. (  )知らない古いことばを使う外国人がいます。
  3. この肉は古くて、(  )食べません。
  4. このスーツケースはとても軽いので、(  )持てます。
  5. エルンスト君はお金持ちの女性を結婚したいそうです。(  )いいそうです。
  6. 荷物がとても少ないですから、(  )大丈夫です。
  7. 私の祖母は(  )着ないはでな服が好きです。
  8. 鈴木さんは(  )分からない難しいドイツ政治の本を読んでいらっしゃいます。
  9. お姉さんは(  )使わない悪いことばをしょっちゅう使います。
小学生     小さなかばん   お年寄り   奥さん
若い女性   80才の女性   女の人   男性   ドイツ人


練習8

「疑問代名詞+ても」を使って、質問に答えてください。

  食べられないものはありますか。
  いいえ、何でも食べられます。
  1. 何時間ぐらい寝られますか。
  2. いつお電話すればいいですか。
  3. 明日どこへ行きましょうか。
  4. どんなお菓子が好きですか。
  5. 大学の図書館は学生しか行ってはいけませんか。
  6. 何本ぐらいビールが飲めますか。
  7. お祝いのお金はいくらぐらい上げなければいけませんか。

練習9

「疑問代名詞+ても」を使って、同じ意味の文を作ってください。

  たくさん勉強しました。でも、分かりません。
  いくら勉強しても分かりません。
  1. いろいろな所へ行きます。でも、車がいっぱいです。
  2. ドイツでは、みんなウッシー・グラースを知っています。
  3. 何回もスキーに行きました。でも、全然上手になりません。
  4. いろいろな新聞を読みました。でも、あの記事は見つかりません。
  5. 子供のときは、いろいろな物を食べました。全部おいしかったです。
  6. チョコレートをたくさん買います。父が全部一人で食べてしまいます。
  7. 久しぶりに会った友達と何時間もおしゃべりしました。でも、時間が足りませんでした。
  8. 私の彼/彼女は自動車でも、電車でも、飛行機でも、駅でも寝られます。

テキスト

日本の家族と結婚

 「夫婦二人と子供二人」これがドイツのいわゆる普通の家族のイマージに違いない。これは日本でも同じだ。では、日本とドイツの家族はほぼ同じだと言えるのだろうか。

 まず、大きく違うのはカップルが結婚するがとうかである。ドイツでは結婚は義務ではないが、日本では違う。1960年代には、日本でもドイツでも、結婚しなければカップルは一緒に暮らせなかった。結婚してから、やっと二人の共同生活が始められ、そして子供が作れたのだ。また、結婚によってはじめて、本当の意味での成人として、社会に受け入れてもらえだ。当時、結婚しないで同居していたカップルは、ドイツでもかなり批判されたはずである。

 その後、ドイツでは結婚についての見方が変化し、結婚しないで同居できる環境になった。一方、日本では、現在でも30年前とほとんど変わらず、結婚は共同生活を始める条件であり、大人としで認められる条件である[I]。そのため、若い人の7割以上が結婚に肯定的である。「結婚する必要はない」「結婚しないほうがいい」という否定的な意見は二割以下。ドイツでは結婚に肯定的な若い人は四割以下、否定的なのは五割で、日本との違いは大きい。

 日本では、一般的に言って、結婚せずに同居することはまだ「良くないこと」とされている。どんな親でも、子供が異性と同居するのを心からは喜べないだろう。そのため、1992年に行われた調査でも、18才~34才[II]の若い人の1.1%[III]だけが異性と同居中だった。(ドイツでは8.1%)[IV]

 結婚しなければ一緒に生活できないなら、日本人は早く結婚するはずだとだれでも思うだろう。しかし実際には、日本人の結婚する年齢は非常に高い。しばらく共同生活してみてから結婚することができる他の先進国よりも、高いと言えるのだ。1993年には男性の初めての結婚平均年齢は29.7才、女性は27.1才だった。これは、学歴が高くなり、なかなか職に就けなくなったことと、適齢期(結婚しなければならない年齢)を気にしない人が増えたことが原因に違いない。

 前にも言ったように、日本社会では結婚が非常に重要だと考えられている。なかなか結婚しない人は、「だれか好きな人でもいないのですか」「そろそろ結婚でも考えたらどうですか」と聞かれるのがしょっちゅうだ。家族からの圧力や、社会的圧力が独身者にかかる。しかし、結婚しない人は増えていて、1990年には、35才から39才の女性の7.5%、男性の19.0%独身だった。この人たちは、独身主義者というよりは[V]、理想の相手が見つけられなければ、結婚しなくてもよい、と考えているらしい。

 「結婚」を考えるなら、「離婚」というテーマも忘れられない。日本でも離婚率は上がっていて、過去30年間で二倍になった。しかし、それでもドイツより低い。結婚前に一緒に住んでみて、うまく行くかどうか試せないのに、である。それに、離婚の手続きも非常に簡単で、二人が希望すれば、すぐに別れられる。そうなのに、離婚が少ないのは、離婚への偏見と、(持に女性の)離婚後の生活の保障がないこと、それに、子供を育てるためには両親が必要だという考えが非常に強いこと等が理由にあげられるだろう。日本では「結婚すれば子供を持つのが当たり前だ」、「子供のために妻は仕事をやめるのが当然だ」という子供中心の意見が結婚している女性の90%を越える。だから「子供がいるから、別れられない」と思って離婚をあきらめる人が多いのは、簡単に想像できるはずだ。

 それでは、次に「子供」について見てみよう。他の先進国と同じように、日本でも子供の数はどんどん減っている。一人の女性が生涯に生む子供の数[VI]は、1960年の2.00人から、1990年には1.54人に減少している。(平均寿命がのびているので、人口はまだ増えているが、2011年には減少が始まるはずである。)では、一人っ子の家庭が多いか、というと、そうとは言えない。結婚している女性の子供の数は、昔も今もほぼ同じ2.2人なのである。そのため、「夫婦二人と子供二人」という家族の形は、今でも一番ふつうだと考えられる。一人の女性が生涯に生む子供の数が減っているのは、結婚しない人が増えているためらしい。

 日本では結婚が共同生活の社会的条件なので、結婚していない両親から生まれた子供の数は、大変少ない。1990年に生まれた子供のうち、わずか1.1%だけだった[VII]。想像できるように、ドイツではかなり多く、10.5%(旧西ドイツ)だった。ドイツでは結婚しない同居も新しい「家族」の形として認められているので、問題なく子供を持てるし、差別も心配しないでいられるからだろう。日本でのそのような子供への差別はとても厳しい。法律上の差別[VIII]がなくなったのも、まだ数年前のことなのだ。

 結婚と並んで、日本の家族がドイツのと大きく異なる点は、夫婦とその親との同居である。ドイツでは1.6%の世帯しか親、子供、孫の三世代が一緒に暮らしていないのに、日本では17.2%の世帯が三世代同居をしている。世帯ではなく、家族でみると、子供のいる家族の30%以上が、おじいさんやおばあさんと暮らしている。この点は、ドイツと日本の家族を比較するちき、忘れてはならない点である。これについでは、また考えることにする。

Literatur:
Ralph Lützeler, 1996, „Die japanische Familie der Gegenwart – Wandel und Beharrung aus demographischer Sicht, Duisburg“

I   結婚は…条件である   Aus diesem Grunde werden häufig jüngeren Leuten, die noch keinen Partner haben, von Verwandten, Bekannten und Organisationen potentielle Partner vorgeschlagen. Ob der Betroffene den vorgeschlagenen Partner auch tatsächlich heiratet, liegt allein in seinem Ermessen. Die Entscheidung fällt normalerweise nach einigen Verabredungen.
II   18才~34才   読み方:18才から34才
III   1.1%   読み方:いってんいち
IV     „5th Word Youth Survey“ andere Zahlen: siehe Literatur
V   というよりは   statt … sondern (eher)
VI   一人の…子供の数   Totale Fertilitätsrate
VII   1.1%   Die Rate der nichtehelichen Kinder in Japan ist viel geringer als beispielsweise in den katholischen Ländern wie Spanien (8%) und Italien (5.8%). Selbst in Griechenland mit seiner griechisch-orthodoxen Kirche weist eine Rate von 2,1% nichtehelicher Kinder auf.
VIII   法律上の差別   Nichteheliche Kinder wurden in Japan bis vor einigen Jahren auch im Familienregister gesondert eingetragen, so dass sie bei der Durchsicht der Eintragungen sofort als solche identifiziert werden konnten. Außerdem wurden sie bei der Erbschaft sozusagen nur als „halbe Kinder“ berücksichtigt. Gesellschaftliche Vorurteile gegenüber nichtehelichen Kindern sind heute noch deutlich vorhanden. Sie werden z.B. bei der Eheschließung oder Arbeitssuche benachteiligt. Aus diesem Grunde fühlen sich die meisten Paare, die die Institution Ehe eigentlich ablehnen, zur Ehe gezwungen, sobald sie ein Kind erwarten.


漢字リスト

Kanji Bedeutung Lesung Beispiel
    低い niedrig
  テイ ひくい  
niedrig   低~ gering, Minimal-
  ひく・い てい~ niedrig +N
    低学年 Unterstufe
    ていがくねん (Schule)
         
    簡単 einfach, leicht
  カン かんたん  
einfach      
kurz      
       
       
         
    単位 Einheit, Hochschul-
  タン たんい punktesystem
eins   単に  
einfach   たんに  
    単身  
    たんしん  
         
    忘れる vergessen
  ボウ わすれる  
vergessen   忘れ物 liegengelassene Sache
  わす・れる わすれもの Fundsache
       
       
         
    比べる vergleichen
  くらべる  
vergleich   比較 Vergleich
  くら・べる ひかく  
    比較的 vergleichsweise,
    ひかくてき relativ
         
    理想 Ideal
  ソウ りそう  
Idee   想像 Einbildung, Phan-
Gedanke おも・う そうぞう tasie, Vorstellung
    想い出 (schöne)
    おもいで Erinnerung
         
    過去 Vergangenheit
  かこ  
vergehen   過ごす verbringen
verbringen す・ぎる すごす  
  す・ごす ~過ぎ nach-, über-
    ~すぎ  
         
    Ehemann
  おっと  
Ehemann   夫妻 Mann + Frau
Mann おっと ふさい Gatte + Gattin
    夫婦 Ehepaar
    ふうふ  
         
    看護婦 Krankenschwester
  かんごふ  
Frau   婦人 Frau Dame
    ふじん  
       
       
         
    子供 Kind
    こども  
Gefolge キョウ    
Begleiter      
  ども    
       
         
    ~才 ~ Jahre alt
  サイ ~さい  
Talent   10才 10 Jahre alt
    じゅっさい  
       
       
         
    年齢 Alter
  レイ ねんれい  
Alter   適齢期 ehereife Phase, gesellschaftl.
Jahre   てきれいき Heiratsalter
    高齢 hohes/fortgeschrittenes
    こうれい Alter
         
    独身 ledig
  シン どくしん unverheiratet
Körper   身長 Körpergröße
  しんちょう  
       
       
         
    Punkt
  テン てん  
Punkt   ~点 ~ Punkte
    ~てん  
    百点 100 Punkte
    ひゃくてん  
         
    共同 Zusammenarbeit
  キョウ きょうどう Partnerschaft
zusammen   共和国 Republik
beide ども きょうわこく  
       
       

 

第5課

練習第5課

Übung Lektion 5



単語リスト   Vokabelliste
練習   Übungen
テキスト   Lesetext
漢字リスト   Kanji-liste
場面練習   Situationsübungen


単語リスト

Hiraganaaufsteigend sortierenKanjiArtÜbersetzung
ポピュラーポピュラーNAbeliebt, populär
バリエーションバリエーションN"engl.: variation; Variation"
ソフトソフトN"engl.: soft; weich"
ゆたか豊かNAreich
やくわり役割NFunktion, Aufgabe
もち(お)餅NReiskuchen (im Mörser gestampfter klebriger Reis)
まにあう間に合う強Vfristgerecht etw. tun, rechtzeitig sein
まつ~末SUFFIXSuffix für das Ende eines Zeitraums (年~: Jahresende, 月~(げつまつ): Monatsende, 学期~: Semesterende)
まつNKiefer (Nadelbaum)
ほんらい本来ADVursprünglich
ふだん普段ADVnormalerweise, im Alltag
ひので日の出NSonnenaufgang
はつもうで初詣でNerster Besuch des Tempels im neuen Jahr
はつばい発売不V・Nzu verkaufen beginnen, Verkaufsstart
はつ初~PRÄFIXdas erste Mal ~日の出: der erste Sonnenaufgang im Jahr
ねんまつ年末NJahresende
ねんちゅうぎょうじ / ねんじゅうぎょうじ年中行事Ndie Jahresfeste
ねんがじょう年賀状NNeujahrskarte
にる煮る弱Vim Sud kochen
によって...によってP"durch; siehe GR L. 5"
にとって...にとってP"für; siehe GR L. 5 (zumeist: personenbezogen)"
にたいして...に対してP"gegenüber; siehe GR L. 5"
にしては...にしてはP"für; siehe GR L. 5 (zumeist: personenbezüglich)"
にぎわう賑わう強Vbelebt sein, voller Leben sein (ortsbezogen)
なくてはならないなくてはならないZUSdarf nicht fehlen, muss unbedingt da sein
なかみ中身NInhalt
どうぶつ動物NTier, Fauna
つゆ(お)汁NSuppe, Sud
ちかごろ近頃ADVin letzter Zeit, neuerdings
ちいき地域NGebiet
だいひょう代表不V・Nrepräsentieren, Repräsentant, Repräsentation
たもつ保つ強Vaufrecht erhalten
たけNBambus
たいよう太陽NSonne
ぞうに(お)雑煮NSuppe mit gestampftem Reis (もち)
そば(お)蕎麦NSoba, dünne Buchweizennudeln
ぜんいん全員Nalle, alle Mitglieder, alle Personen
せいめい生命NLeben, ~力: Vitalität
じょやのかね除夜の鐘N108 Silvesterglockenschläge
じゅんじょ順序NReihenfolge
じき時期NZeitpunkt, Zeitphase
しんるい親類NVerwandtschaft, Verwandte
しんねん新年NNeujahr, neues Jahr
しりあい知り合いNBekannte(r)
しょくぶつ植物NPflanze, Flora
しゅうかく収穫不V・Nernten, Ernte
しめかざりしめ飾りNDekoration aus verschnürten Glückssymbolen
さゆう左右不V・Nbeeinflussen, manipulieren, Einflufl, Manipulation
さくもつ作物NGetreide
さいだい最大NGrößte
さい最~PRÄFIXSuperlativ „am“ ~大: größten, ~高: besten, ~低: schlechtesten, ~悪: kritischsten
こえる超える弱Vübersteigen, über e. Hindernis klettern
こうふく幸福NAglücklich
こうこく広告NReklame
げんだい現代ADVGegenwart
けんこう健康NGesundheit ~的だ: natürlich und gesund, vital
ぎりぎりぎりぎりADVgerade (noch) rechtzeitig, gerade (noch) ausreichend
きんがく金額NBetrag (Geldbetrag)
きぶん気分NStimmung お正月の気分: Neujahrsstimmung お祭気分 = Feststimmung
がんじつ元日N1. Januar, Neujahrstag
かねをつく鐘をつく強Ve. Glocke schlagen
かどまつ門松Ngroße Neujahrsdekoration aus Kiefernzweigen und Bambus
かがみもち鏡餅Ndekorative Opfergabe aus mochi, Arrangement aus mochi
かいしゃく解釈不V・Ninterpretieren, Interpretation
おとしだまお年玉NGeldgeschenk für Kinder u. junge Leute im neuen Jahr
おせちりょうりお節料理Nfestliches Neujahrsessen
おくれる遅れる弱Vs. verspäten
おきる起きる弱Vhier: s. ereignen
おおみそか大晦日NSilvester
えんじる演じる弱V(e. Rolle) spielen
えんぎ縁起Norakelhaftes Zeichen, Vorzeichen ~が良い: Glück bringend ~が悪い: Unglück bringend
いんさつ印刷不V・Ndrucken, Druck
いわう祝う強Vfeiern
あわせる合わせる弱Vzusammenbringen, zusammenfügen

練習1

次の文の括弧の中に、合う文を下から選んで、「ように」を使って入れてください。そのとき、必要ならば、正しい形にしてください。

  (  )、安い新製品が発売されました。
  広告に書いてあったように、安い製品が発売されました。
  1. (  )、試験は2回行われます。
  2. (  )、あの方もかなり大きいです。
  3. (  )、ドイツでは最高のワインが作られています。
  4. (  )、マイヤーさんはとてもお金持ちです。
  5. (  )日本語は、なかなか分かりません。
広告に書いてありました   先生がおっしゃいました
町で普通の人が話します   着ている服を見ればわかります
世界中の皆様もご存じです   お父さんが背が高かったです


練習2

次のことのために、何をしますか。「ように」を使って文を作ってください。

  朝早く起きられます。
  朝早く起きられるように、早く寝ます。
  1. 電車に乗れます。
  2. 授業に間に合います。
  3. 日本で困りません。
  4. 交通事故を起こしません。
  5. ずっと健康でいられます。

練習3

何のために、これをしますか。「ように」を使って、文を作ってください。

  子供は親類の家を何軒も回ります。
  たくさんお年玉がもらえるように、子供は親類の家を何軒も回ります。
  1. 薬を飲みます。
  2. 窓を閉めます。
  3. 早く寝ます。
  4. 電話番号を書きます。
  5. 肉を冷蔵庫に入れます。

練習4

「ように」を使って次の文を変えてください。

  Person 1: 「家で文法をよく勉強してきてください。」
  Person 1: が家で文法をよく勉強してくるように言いました。
  1. 「部屋を汚くしないでください。」
  2. 「このあたりは寒いので、暖かい服を着てきてください。」
  3. 「クリスマスにすてきなプレゼントを下さい。」
  4. 「明日のパーティーに何か料理を持ってきてください。」
  5. 「講義の教室が変わったので、間違えないでください。」

練習5

次のようなとき、何を祈りますか。「ように」を使ってお祈りしてください。

  車を買いに行きます。
  安くてよい車が買えますように。
  1. 明日重要な試験があります。
  2. 日本に1年間留学します。
  3. 就職活動をしなければなりません。
  4. 新しい彼/彼女を見つけました。
  5. 父がとても重い病気になってしまいました。

練習6

次のようなとき、どうしますか。「ようにする」を使って、文を作ってください。

  雨が降っているので、自転車がぬれてしまいます。
  自転車を家の中に入れて、ぬれないようにします。
  1. テレビが壊れたので、見られません。
  2. 椅子が少なくて、全員すわれません。
  3. 漢字を少ししか知らないので、本が読めません。
  4. シャツのボタンがとれてしまったので、着られません。
  5. 全てを悪く解釈すると、幸福な生活ができません。

練習7

「ようにしている」を使って、習慣を言ってください。

  雨の日…
  雨の日には、家で勉強するようにしています。
  1. 日曜日…
  2. 家族や友達の誕生日…
  3. 車を運転するときは必ず…
  4. 健康のため…

練習8

「~ようになる」を使って、文を続けてください。

  壊れていた電話が直りました。
  電話が使えるようになりました。
  1. 日本語を勉強しています。
  2. 漢字をたくさん練習しました。
  3. 自転車学校に通いました。
  4. 赤ちゃんが大きくなりました。

練習9

合う文を次のページから選んで、「~ために」を使って、括弧に入れてください。

  (  )、箱をたくさん用意しました。
  引っ越しをするために、箱をたくさん用意しました。
  1. (  )、新しい彼/彼女を探します。
  2. (  )、日本の小学校では動物を飼っています。
  3. (  )、おもちを買って、おぞうにを作ります。
  4. (  )、よく考えて私達の代表を選びましょう。
引っ越しをします。   別れた人を忘れます。
新年をきさんと祝います。   子供に生命の大切さを教えます。
正しい政治をしてもらいます。  


練習10

「には」を使って、友達にいろいろなことを教えてあげてください。

  友達は早くデュッセルドルフへ行きたいようです。
  早くデュッセルドルフへ行くには、電車が一番便利ですよ。
  1. トーマス君は動物園に行きたいようです。
  2. 友達は安く旅行がしたいそうです。
  3. ズザンネさんは友達を作りたいようです。
  4. 友達は本を読みたいんですが、うるさくて読めなさそうです。

練習11

次の文の括弧に、「ように」か「ために」か「には」を入れてください。

  日本語が上手になる(  )、日本人留学生と練習します。
  日本語が上手になるように、日本人留学生と練習します。
  1. 日本語を習う(  )、日本へ行くのが一番良いです。
  2. 上手に日本の他理について話す(  )、よく準備しました。
  3. 日の出を見る(  )、朝早く海へ出発しました。
  4. 週末にドライブできる(  )、金曜日までに車を修理してあきます。
  5. 安くたくさん食べる(  )、学食で食べるしかありません。
  6. この授業に出る(  )、他の授業をあきらめなければなりません。
  7. 払う金額が、もらう金額を超えない(  )、注意して生活しています。
  8. 日本のお正月のように、門松を作る(  )、松と竹を探しています。
  9. フランス人は休む(  )、働いて、ドイツ人は働く(  )、休みます。

練習12

「にとって」「にしては」「には」「として」から合うものを括弧に入れてください。

  山田さんは日本人(  )皆が高いです。
  山田さんは日本人にしては皆が高いです。
  1. あの映画は私(  )とてもおもしろかったです。
  2. 私(  )とても丁寧に書いた字ですか。あまりきれいじゃありませんね。
  3. あの本はすばらしいそうですが、私(  )よく分かりませんでした。
  4. 外国では、ときどきドイツ人の代表(  )答えを求められます。
  5. 子供(  )なくてはならないものは、勉強ではなく遊びでしょうね。

練習13

次の文の「によって」は、 a. durch b. je nach のどちらですか。

  1. 人によっていろいろな考え方があります。
  2. 政治家によって国の将来が左右されます。
  3. 寒さによって植物の葉が黄色くなりました。
  4. ドイツ語は地域によって全然違うことばに聞こえます。
  5. この大学の日本語コースはベアマン先生によって始められました。

練習14

場面に合うように括弧の中に「によって」「によれば/によると」「に対して」「について」「にとって」「にしては」「には」のうち、合うものを入れてください。そのとき、必要ならば正しい形にしてください。

  1. このズボンは私(  )短いです。
    Sie möchten sagen, dass Ihnen die Hose zu kurz ist.
  2. 近ごろのドイツの政治(  )どうお考えですか。
    Sie möchten wissen, was Ihre Bekannte von der heutigen Politik hält.
  3. 天気予報(  )明日は晴れるそうです。
    Sie möchten mittteilen, dass laut Wettervorhersage es morgen sonnig ist.
  4. 漢字は中国人(  )日本へ伝えられました。
    Sie möchten erklären, dass Kanji durch Chinesen nach Japan überliefert wurden.
  5. 先生(  )教え方がかなり違います。
    Sie möchten sagen, dass es sich je nach Lehrer ziemlich unterscheidet, wie man lehrt.
  6. レギーネちゃんは4つ(  )体が大きいです。
    Sie möchten bemerken, dass Regine für ein vierjähriges Kind recht groß ist.
  7. 南アフリカ(  )輸出や輸入の禁止は、もうなくなりました。
    Sie möchten erklären, dass das Export und Importverbot gegen Südafrika aufgehoben wurde.
  8. 私(  )一番大切なのは、お金じゃなくて時間です。
    Sie möchten sagen, das für Sie das Wichtigste kein Geld, sondern Zeit ist.
  9. 日本の新聞を読む(  )私の日本語の知識はまだ足りません。
    Sie möchten sagen, dass Ihre Japanischkenntnisse nicht ausreichen, um japanische Zeitungen zu lesen.

テキスト

年中行事-1

 「年中行事」とは、毎年決まった順序でくり返される行事を指す。年中行事はどの社会にもあるものだ。人間にとって、季節の変化は、作物を作るために重要なものである。だから、春にその年の作物がよくできるように祈ったり、秋に収穫を感謝するために祈るということは、国や地域に関係なく、世界中どこでも同じようだ。自然の力に左右される人間が、人間を超えるものに対して、決まった時期に祈るようになったのが年中行事の始まりである。

 それでは、日本の年中行事で最も重要なお正月を紹介してみよう。遠く離れたところに住んでいる家族や親類が故郷に集まってお祝いする、日本人にとっての最大の行事である。お正月は、新しい年の神様「お正月様」をお迎えするための行事で、新しい年を幸福な年にするには、きちんとお迎えしなければならないと信じられていた。昔は古いカレンダーを使っていたため、2月頃に祝われていたが、今は新しいカレンダーによって1月1日にお祝いするようにたった。

 お正月の準備は11月に始める。11月の始め頃になると、年賀状用の特別なはがきが売られ、印刷屋の広告[I]が届く。年賀状は、お正月にお世界になった人のところへ伺って新年のごあいさつをするかわりに、葉書を書くようになったのが始まりだ。今は、親しい人、親しかった人や、お世話になった人へ、年に一回きちんとあいさつをするという意味が強い。この習慣は、学校の友達や先生、前の上司、昔の知り合いなど、ふだんあまり連絡をとらなくなってしまった人との関係を保つために、大変役にたっている。年賀状が元日に着くようにするためには、12月20日ごろまでに出さなくてはいけない。そのため、多くの日本人にとって、11月、12月は年賀状の季節でもある。

 年末はお正月の準備で大変で、大掃除をしたり、おせち料理の準備、門松やしめ飾りの準備など、お正月を迎えるためにやることはいくらでもある。(最近はクリスマスも祝うようになったので、年末の忙しさはむかしより大変になった。)きれいな家で新年を迎えられるように、ふだんはあまり掃除を手伝わない男性や子供達も、皆一緒に家中を掃除する。そして女性は縁起の良いものを使っておせち料理を作る。近ごろは売っているのを買う家庭も増えたが、お正月の気分になるには、なくてはならないものである。それから、門松を立て、しめ飾りや鏡もちを飾って、お正月を待つのである。

 12月31日は大みそかという。大みそかには、家族そろってそばを食べる習慣がある。ポピュラーな説明によると、そばは長いので、「そばのように長く生きられますように」という意味があるのだ。そばを食べたら、除夜の鐘をつきにお寺へ行く。仏教によると、人間の悪いことは108あるそうだが、それを消すために鐘を108回つくのである。現代ではテレビも大みそかに大きな役割を演じるようになった。若い世代はレコード大賞[II]を見るし、紅白歌合戦[III]は年越しそばを食べながら家族全員で見るものである。それからテレビで除夜の鐘を聞くというのが最も一般的な大みそかの過ごし方だろう。

 元日の朝、初日の出を見る習慣もある。太陽に向かって「今年も良い年でありますように」と手を合わせて拝むのである。また、神社は初詣での人で大変にぎわう。家では、家族が丁寧なあいさつをきちんとして、新年のお酒[IV]を飲む。食べるものは、おせち料理と並んで、お雑煮がお正月の代表である。おぞうにはおもちをお汁に入れたもので、地域や家庭によって様々な作り方がある。だしを何でとるが、みそを入れるか、中身は何か、おもちを焼くかあるいは煮るかによってバリエーションはうたかである。

 まだ、お正月は子供達にとってはお年玉[V]がもらえる、うれしい行事だ。お年玉は外国人には「子供にしては多い」と思える金額だろう。だから、お年玉で子供に買ってもらえるように、ゲームのソフト等のおもちゃが年末にたくさん発売される。今日では、子供の興味の中心は、テレビゲームである。それに対して、伝統的なお正月の遊び[VI]はあまり人気がない。伝統がなくなってしまうとしたら、非常に残念である。

マイヤーさん:   最近お正月の飾りが売られていますね。ドイツのクリスマスの飾りのようですが、何か意味があるのですか。
森さん:   ああ、しめ飾りですか。しめ飾りは、悪い神様を家に入れないように飾るんですよ。良い神様だけいらっしゃるようにするんです。
マ:   そうなんですか。良い神様だけお呼びするようにするには、しめ飾りがいるんですね。車用のしめ飾りもあるということは、車の神様もおいでなんですか。
森:   おもしろいですね。車の神様もいらっしゃったら楽しいですね。あれは交通事故が起きないようにつけるんですよ。悪い神様は車にもやってくる、ということでしょうね。
マ:   じゃあ、私の自転車にもつけよう。(笑)[VII]
森:   つけるなら、早めにつけたほうがいいですよ。私の両親は縁起が悪いから、お正月ぎりぎりじゃなくて、30日までに飾るように言っていました。
マ:   わかりました。気をつけます。ところで、よく会社やお店の前に立ててある門松は、何のために飾るんですか。
森:   本来はお正月の神様にそこにいてもらうために作ったらしいですね。今では「松は一年中緑だし、竹は生命力が強い植物なので、それを使った門松を立てて、健康で長く生きられるように願う」という解釈に変わったようです。
マ:   じゃあ、昔は普通の家にも飾ったんですね。門松は高そうなのに。
森:   自分で作ったんだと思いますよ。昔の人は今の人よりよく働きましたから。(笑)




I   印刷屋   Da nicht nur Firmen, sondern auch Privatleute nicht selten einige 100 Neujahrskarten abschicken, lässt man sie häufig bei einer professionellen Druckerei vervielfältigen. Es gibt aber auch welche, die ihre Neujahrskarten selbst drucken und diese mit selbst geschnitzten oder gemalten Motiven (meist ein Tiermotiv aus dem asiatischen Tierkreiszeichen) schmücken.
II   レコード大賞   Schallplatten Grand Prix. Zu diesem Anlass werden die in diesem Jahr am meisten verkauften Schlagerplatten und die beliebtesten Newcomer der japanische Schlagerzene ausgezeichnet.
III   紅白歌合戦   Schlagerwettbewerb Rot gegen Weiß. Traditionsreiche Schlagerparade des staatlichen Senders NHK. Hier treten sowohl die alten Hasen der Schlagermusik als auch die Newcomer auf. Diese Sendung wurde auch z.B. in Brasilien, mit großem Anteil an japanstämmigen Menschen, ausgestrahlt. Die Teilnahme an diesen Gesangswettbewerb gilt als die größte Ehre für einen Schlagerstar. Obwohl diese Sendung lange Jahre fast schon ein Synonym für Silvester gleichkam, sank in der letzten Zeit wohl wegen der neuen Privatsender, die zeitgleich Alternativprogramme zeigen, die Einschaltquote.
IV   新年のお酒   Neujahrs-Reiswein. Die Versagen nennt sich „o-toso“ und ist eine Art Kräuterschnaps. Heutzutage Trinkern zu diesem Anlass häufig eine ungewöhnliche Reiswein.
V   お年玉   Neujahrs-Taschengeld. Ursprünglich bedeutete „o-toshidama“ eine Zuteilung von Opfergaben für den Gott an die Familienangehörigen und Bediensteten. Heute bedeutet dieses Wort nur noch Bargeld, dass man Kindern zukommen lässt. Verwandte und Bekannte beschenken Kinder (bis etwa zum Studentenalter) mit Bargeld, dessen Höhe sich an dem Alter des Kindes richtet. Dieses wird in einem bestimmten, dafür vorgesehenen Umschlag eingepackt.
VI   伝統的なお正月の遊び   traditionelle Neujahrsspiele sind z.B.:
はねつき:eine Art Federballspiel
たこあげ:Drachensteigen
こままわし:Kreiselspielen
かるた(百人一首):eine Art Memory Spiel
VII   (笑)   Dieses Zeichen steht in solchen Texten, die eine Konversation wiedergeben und in den ein Gelächter aufkommt.


漢字リスト

Kanji Bedeutung Lesung Beispiel
    表す sich ausdrücken, zum
Tabelle, Liste ヒョウ あらわす Ausdruck bringen
Ausdruck   Tabelle
Oberfläche おもて ひょう/おもて Liste
  あらわ・れる 代表 Vertreter-/in,
  あらわ・す だいひょう Repräsentant-/in
         
    信じる glauben
  シン しんじる vertrauen
Glaube   信頼 Vertrauen
Vertrauen   しんらい Zutrauen
    通信 Funkverkehr
    つうしん  
         
    消す (aus)löschen
  ショウ けす  
auslöschen   消える erlöschen
erlöschen け・す きえる  
  き・える 消しゴム Radiergummi
    けしごむ  
         
    指す aufzeigen, mit dem
  さす Finger zeigen auf
Finger   Finger
zeigen auf ゆび ゆび  
  さ・す 親指 Daumen
    おやゆび  
         
    植える pflanzen
  ショク うえる  
pflanzen   植物 Pflanze
  う・える しょくぶつ  
  う・わる 植木 Garten-/Topfpflanze
    うえき  
         
    良い gut
  リョウ よい  
gut   良心 Gewissen
  よ・い りょうしん  
       
       
         
    grün, Grün
  リョク みどり  
grün      
  みどり    
       
       
         
    Gott
  シン かみ  
Gott ジン 精神 Geist, Seele
    せいしん Psyche
  かみ 女神 Göttin
    めがみ  
         
    年末 Jahresende
  マツ ねんまつ  
Ende バツ 月末 Monatsende
    げつまつ  
  すえ 学期末 Semesterende
    がっきまつ  
         
    役割 Rolle (Aufgabe)
  ヤク やくわり  
Dienst   役に立つ nützen
Position   やくにたつ nützlich sein
Nutzen   兵役 Wehrdienst
    へいえき  
         
    生命 Leben
  メイ せいめい  
Befehl ミョウ Leben
Leben   いのち  
Schicksal いのち 命令 Befehl
    めいれい  
         
    健康 Gesundheit
  ケン けんこう  
gesund   健康的 natürlich und gesund
  すこ・やか けんこうてき  
       
       
         
    健康食品 Lebensmittel aus
  コウ けんこうしょくひん dem Reformhaus
Ruhe   健康保険 Krankenkasse
Frieden   けんこうほけん  
       
       
         
    親類 Verwandtschaft
  ルイ しんるい  
Sorte   種類 Sorte, Art
Art   しゅるい Gattung
    人類 Menschheit
    じんるい  
         
    地域 Gebiet, Bezirk
  イキ ちいき Zone
Gebiet   地域研究 Regionalstudien
Region   ちいきけんきゅう „Area Studies“
       
       

 

第6課

練習第6課

Übung Lektion 6



単語リスト   Vokabelliste
練習   Übungen
テキスト   Lesetext
漢字リスト   Kanji-liste
場面練習   Situationsübungen


単語リスト

Hiraganaaufsteigend sortierenKanjiArtÜbersetzung
レベルレベルNLevel, Ebene
パターンパターンNSchema, Muster, Pattern
サービスサービス不V・NDienstleistung, Service
アンケートアンケートNUmfrage, Enquête
ろうじん老人NSenioren
よそう予想不V・Nprognostizieren, Prognose
やすい~易いVAangenehm, leicht (zu tun)
やしなう養う強Vernähren
めんどうをみる面倒を見る弱Vs. um jmd. od. etw. kümmern
むらNDorf, kleine Ortschaft
みみがとおい耳が遠いZUSschwerhörig sein
まんぞく満足不V・Nzufrieden sein, Zufriedenheit
まだまだまだまだADVimmer noch (nicht)
ほけん保険NVersicherung
べつべつ別々Nunterschiedlich (N!)
ふまん不満NAunzufrieden
ふたん負担不V・Nbelasten, Belastung
ふくし福祉NWohlfahrt, Sozialwesen
ふあん不安NA・NBesorgnis, Angst, besorgt
ひなん非難不V・Nheftig kritisieren, heftige Kritik
のこり残りNRest
のうか農家NLandwirtschaftsbetrieb, Bauernhaus
ねんきん年金NRente
ねたきり寝たきりNbettlägrig (N!)
にくたい肉体NLeib, Körper ~的だ: physisch
にくい~難いVAschwierig, schwer (zu tun)
なっとく納得不V・Neinleuchten, Einsicht
なぜならなぜなら(ば)KONJ"warum; das liegt daran; der Grund ist"
なおす~直す強Verneut etw. tun
どうじ同時Ngleichzeitig, Gleichzeitigkeit
とはいってもとは言ってもZUS"auch wenn man so sagt; trotzdem"
てすり手すりNGeländer
つぶれる潰れる弱Vzusammenfallen, zunichte gemacht werden, 制度が~: e. System löst s. auf
つぐ継ぐ強V(vom Vorgänger) übernehmen (Familienstamm) halten
ちょうなん長男Nder Erstgeborene, Stammhalter
ちょうじょ長女Ndie Erstgeborene
ちょう超~PRÄFIXPräfix: Hyper-, Ultra-
だんかい段階NStufe, Phase
だいにじせかいたいせん第二次世界大戦NZweiter Weltkrieg
そうぞく相続不V・Nerben, Erbschaft
そういえばそういえばKONJ"übrigens; das bringt e. auf den Gedanken"
ぜん全~PRÄFIXPräfix: gesamt-, alle(s)
せいねん青年Njunger Mensch, junger Mann, Jugend
せいしん精神NGeist, Geisteshaltung ~的だ: geistig, psychisch
すぎる過ぎる弱Vpassieren, vorbeigehen, -fahren
すうじ数字NZahl
じょうたい状態NZustand
じゅうじつ充実不V・Nausgleichen, oft: 充実した: ausgeglichen, Ausgeglichenheit
しんこく深刻NAbedenklich, ernst
しょこく諸国NLänder, diverse Nationen
N・SUFFIXStadt, (als Suffix: Stadt Osaka = 大阪市)
ざいさん財産NBesitztum, Vermögen
さまざま様々NAverschieden, vielfältig
さける避ける弱Vvermeiden, umgehen, -fahren
こんなん困難NAschwierig
こくみん国民N(Staats-)Volk, Bevölkerung
こうれい高齢Nhohes Alter
けっか結果NErgebnis
けいえい経営不V・Nbetreiben, Betrieb (~学: Betriebswirtschaft)
きかん期間NPhase, Zeitraum
~期SUFFIXSuffix: -Phase, -Zeit
かかえる抱える弱Vbei sich tragen, 病気を~: chronische Leiden besitzen
かいぜん改善不V・Nreformieren, Reform
かいご介護不V・NKrankenpflege 老人・病気の人を~: alte/kranke Menschen pflegen
おんNDankbarkeit, positive Vergeltung
おえる終える弱Vzum Ende bringen, abschließen
えんじょ援助不V・NUnterstützung
えいよう栄養NNährwert, Vitamin
いりょう医療Närztliche Behandlung, Sanitätswesen
いち~一SUFFIXSuffix: die Nummer 1 (Ausdruck des Superlativs)
~位SUFFIXSuffix: Rang Nr.

練習1

「~ていく」「~てくる」のどちらかを使って文を作ってください。

  国民の負担は今までどんどん(増える)
  国民の負担は今までどんどん増えてきました。
  1. 青年はこれからも年金を払って、老人を(やしなう)
  2. 財産がない人は、(食べる)ために働かなければなりません。
  3. 貿易問題で日本はアメリカに今日までずっと(非難される)
  4. 結婚したら、その相手と一生幸せに(生活する)たいです。
  5. 5年間(つきあう)彼/彼女と別れてしまいました。

練習2

「~ていく」か「~てくる」を使って、文を作ってください。

  政府のお金が足りないので、福祉のレベルが…
  政府のお金が足りないので、福祉のレベルが低くなっていくかもしれません。
  1. 冬が近づいています。だんだん…
  2. 一生懸命勉強しました。わからなかった文法が…
  3. 物の値段は、これからもどんどん…
  4. 朝ご飯を食べてきませんでした。おなかが…
  5. もう10時間も仕事をしています。だんだん…
  6. 日本のサービスは昔は良かったですが、これからはどんどん…

練習3

「~ていく」が「~てくる」を使って文を作ってください。

  例急に強い風が(吹く)
  急に強い風が吹いてきました。
  1. さっきまで晴れていたのに、雨が(降る)
  2. 雨がやんだら、太陽が(出る)
  3. これから高齢化が進むと、困難な問題が(出る)
  4. ゆうれいが静かに(出る)、そして静かに(消える)  ゆうれい:Gespenst

練習4

次の文の「~てきる」「~てくる」は、 a. ~ f. のどれですか。

  1. Kontinuität einer Aktion
  2. Zustandswandel
  3. Aufkommen und Vergehen
  4. etwas tun und anschließend herkommen/hingehen
  5. etwas tuend herkommen/hingehen
  6. hin-/her-
  1. 農家の人が家から出てきました。
  2. 昨日帰るとき、雪が降ってきました。
  3. 祖母は20年も一人で暮らしてきました。
  4. 今日は家でじゅうぶん勉強してきました。
  5. アンケートの紙を大学に持ってきました。
  6. 父は毎朝コーヒーを2杯飲んでいきます。
  7. 来週おいを隣の村に連れていこうと思います。
  8. 様々な年齢の人が富士山に登っていきました。
  9. 私はずっと祖父の面倒を見ていくつもりです。
  10. 12月になると、どんどん寒くなっていきます。
  11. 人間は一人で生まれできて、一人で死んでいきます。
  12. 朝ご飯を食べてこなかったので、あなかがすいてきました。

練習5

「~はじめる」を使って、質問の文を作ってください。そして、その質問に答えて下さい。

  いつ大学に通う。
  いつ大学に通いはじめましたか。
  2年前に通いはじめました。/2年前です。
  1. いつ日本語を勉強する。
  2. いつデュースブルクに住む
  3. いつ今の彼/彼女とつきあう
  4. 何年前にタバコを吸う
  5. ドイツではふつう何才頃、親と別々に住む

練習6

「~だす」を使って、文を作ってください。

  町にいたとき、急に雨が…
  町にいたとき、急に雨が降り出しました。
  1. 笑い話を聞いて…
  2. 悲しいニュースを見て…
  3. 私が嘘をついたので、彼/彼女は…
  4. 母はとても怒って、自分のまわりの物を…
  5. …とき、私はちょうど映画館に入ったので、大丈夫でした。

練習7

次の文では、「~はじめる」と「~だす」ではどちらが正しいですか。間違っているほうを消してください。

  子供のときにダンスを(習いはじめました・習いだしました)。
  子供のときにダンスを(習いはじめました・習いだしました)。
  1. 私はタベ2時に映画を(見始めました・見だしました)
  2. 馬が急に(走りはじめました・走りだしました)
  3. 妹はちょっと考えてから手紙を(書きはじめました・書きだしました)
  4. 水の音が聞こえます。上の人がお風呂にお湯を(入れ始めた・入れだした)ようです。
  5. 乗る予定だった電車が(動きはじめてしまいました・動きだしてしまいました)

練習8

下の文と「~かける」を使って、文を作ってください。

  (  )とき、電話が鳴りました。
  服をぬいでお風呂に足を入れかけたとき、電話が鳴りました。
  1. (  )が、疲れていたので眠ってしまいました。
  2. 交通事故で大きなけがをして(  )。
  3. (  )ら、泣かれてしまいました。
  4. 友達と話していたとき、(  )ので、二人で笑いました。
服をぬいでお風呂に足を入れる   死ぬ
赤ちゃん   同時に同じことを言う
新聞を読む  


練習9

「~つづける」を使って、文を作ってください。

  彼は(  )ので、立てなくなりました。
  彼は五時間も踊りつづけたので、立てなくなりました。
  1. あの飲み屋で4時間も(  )。
  2. 映画を見ている間、ずっと(  )。
  3. (  )ので、声がおかしくなってしまいました。
  4. あのおじいさんは、80年間(  )。
  5. 何時間も(  )と、耳が痛くなってしまいます。

練習10

次のことが終わったら、何をしますか。まだは何だしたいですか。「~おわる・おえる」を使って答えてください。

  テレビの映画を見る
  テレビの映画を見おわったら、ビデオを見ます。

ご飯を食べる
部屋をかたづける
大変な仕事をやる
図書館から借りた本を読む
故障したオートバイを修理する

練習11

「~きる」「~きれる」を使って、同じ意味の文を作ってください。

  料理がおいしかったので、多かったですが、全部食べられました。
  料理がおいしかったので、多かったですが、食べきれました。
  1. 2時間あれば、新聞を全部読めます。
  2. プレゼントのお花が多くて、全部かかえられません。
  3. 1学期のときは、数字の読み方を全部覚えられませんでした。
  4. とてもまずいコーヒーだったので、全部飲むことができませんでした。
  5. 今週中にこの厚い本を全部読まなければなりません。

練習12

次の文の括弧の単語と「~すぎる」「~やすい」「~にくい」のどれかを使って、文を作ってください。

  私は(にぎたかだ)人はなるべく避けたいです。
  私はにぎやかすぎる人はなるべく避けたいです。
  1. このセーターは私には(大きい)
  2. このボールペンは高かったのに(書く)。
  3. (おなかがすく)、もう歩けません。
  4. この教室は(大きい)ので、(使う)。
  5. (わかる)本を紹介していただけますか。
  6. この町はケルン市に比べるとまだまだ(生活する)。
  7. そのくつはとても柔らかいかわでできていますね。(はく)そうです。

テキスト

日本の社会と高齢者

 日本の人口は1995年10月現在、約1憶2557万人である。この数は世界7位[I]で、かなり大きい数字である。平均寿命[II]が延びつづけているので、これからも人口は増えていく。しかし、日本の人口は2011年には減りはじめると言われている。なぜなら、子供の数が減ってきているからだ。

 日本の人口のうち、高齢者(65歳以上の人)の割合は、1996年には約15.1%であった。老人人口が全人口の15%以上の社会を高齢社会と呼ぶが、日本は高齢社会になったのだ。この約15%というのは、ドイツ(1995年17,1%)等のヨーロッパ諸国とあまり変わらない。しかし、日本とヨーロッパ諸国では異なる点がある。それは、日本では高齢化の進み方が急すぎることである。1950年には老人の割合は約4.9%だったが、1970年は7.1%、1990年13.5%、1996年には15.1%にもなった。そして、2011年には21.4%、2025年には25.8%になると予想されている。日本は、世界でも例のない速さで高齢社会を迎えた。そして、今、超高齢社会に入りかけているのだ。この高齢化の原因は平均寿命が延びたことである。第二次世界大戦後、国民の栄養状態が改善されたし、健康保険等の社会保障が充実して、医療が受けやすくなったからだ。しかし、様々な原因のうち、最も大きなものは、第4課で見たように、子供の数が減ってきたことであろう。

 これから、どんどん高齢化が進んでいくと、高齢者問題が現在よりもっと深刻になっていく。例えば、年金について考えてみると、現在は6.6人で1人の老人をやしなっているが、将来は4人で1人の高齢者をやしなわなくてはなわなくなる。つまり、年金を払う世代の人口が少なくなっていくし、年金をもらう世代の人口が多くなっていくため、年金制度がつぶれてしまうのだ。そのため、政府は国民が年金をもらえる年齢を上げだした。若い世代は、年金を払っても、将来自分がもらえるかどうかわからないので、不安を感じはじめている。これは、ドイツの状態とよく似ている。

 医療費も高齢化によって高くなっていくはずだ[III]。たくさんの病気をかかえる高齢者の医療費は、平均医療費の3倍以上かかっている。そのため、高齢者の割合が増えれば、健康保険制度も危なくなってくるだろう。それを避けるために、老人は以前は医療費の1割を払えばよかったのに、1997年秋からは、3割も払うことになった。つまり、福祉のレベルが下がりだしたのだ。

 介護の問題も大きい。高齢者の介護は、日本では子供夫婦がすることが多い。夫婦とは言っても、実際に世話をするのは、女性である。介護の必要な老人がいる場合、自分のための時間をとろことは、非常に困難である。そのため、介護者が精神的にも肉体的にも疲れきってしまう。それに、平均寿命が延びているので、介護をしつづけなくてはならない期間も延びている。70才の老人が、その親の世話をするということもめずらしくない。両親の介護をしおえたら、自分がすぐに死んでしまった、という悲しい話もある。このような家族の負担を軽くするために、2000年4月から介護保険が作られている。しかし、老人からも保険料をとるし、そのサービスの方法や種類が利用しやすくなさしうだ。このように、考え直す必要がある問題が山のように残っている。

森さん:   今度、母と同居することになりました。
マイヤーさん:   そうですか。
森:   5年前に父が亡くなってから、母は一人で暮らしてきたんですが、最近足が弱くなってしまって…。買い物やお医者さんに行きにくくなったし、それに掃除や洗濯や料理もしにくくなりました。一人で暮らしつづけるのはもう無理でしょう。
マ:   一人では無理でも、政府からの援助があるでしょう?看護婦や生活のお手伝いをしてくれる人がいるんじゃないですか。
森:   ええ。でも、再度を作っている段階なので、まだまだ足りなすぎるんです。今はまだだめです。それに、日本では子供が親の面倒を見るのは当たり前なんですよ。親に育ててもらった恩があるのだから、親の世話をするのは当然だという考えがあるんです。そのため、高齢者の半分以上が子供と暮らしているそうです。残りの半分も、子供のいる人は多分将来いっしょに暮らすはずだと思いますよ[IV]
マ:   へぇ[V]。そうなんですか。
森:   子供は親の面倒を見ないと、まわりの人から非難されます。特に長男にとっては義務です。家の場合は、私が長男だから、私が世話をしなければいけません。
マ:   今「長男だから」とおっしゃいましたが、なぜ、長男が親の面倒をみるんですか。
森:   第二次世界大戦の前までは、法律で「長男が財産を相続し、家族全員の面倒を見る」と決まっていたんです。今は子供は平等に財産をもらえますが、「長男が家を継ぐ」という考えは今でも生きつづけています。
マ:   でも、親の生活と子供のは別のものですよね。奥さんは反対なさらなかったんですか。
森:   あまりうれしくないと思いますよ。でも、長男の私と結婚したということは、将来両親と同居するのを納得した、ということです。だから、同居には賛成してくれました。同居し始めたら、問題が出てくるかもしれませんけれど…。
マ:   そう言えば、昔は、女性が結婚すると、男性の両親の家へ行って、そこで生活した、と聞いたことがあります。
森:   今でもそのパターンは多いですよ。いなかではかなり多いです。特に農家はそうですね。町でも、自分でお店や工場を経営している人や、伝統的な考え方の人は、結婚と同時に同居しはじめます。私の両親は、「二人で暮らし続けられる間は別に住みたい。どちらかが亡くなったり、病気になったりしたら、いっしょに住みたい。」と言っていました。しかし、父が亡くなってからも、母は父と暮らしてきた家に残りました。想い出もあるし、長い間生活してきて、住みやすい町にいたほうがいいですからね。でも、最近「寂しい、寂しい」と言い出したんですよ。
マ:   それはおかわいそうですね。
森:   ええ。だから、母を呼ぶことに決めたのです。
マ:   そうですか。お母さんは喜んでいらっしゃるでしょうね。
森:   はい、とても。それで、今ちょうど母のために家を直しているんです。転ばないように階段を低くしたり、手すりをつけたりしています。直しおわったら、母が引っ越してくることになっています。
マ:   家を直すのは大変ですね。お金がたくさんかかりますね。
森:   ええ、そうなんです。老人のために家を直すときには、市からお金がもらえるんですが、少なすぎます。でも、母がけがをして、寝たきりになってしまうより、お金を払う方がいいですから。
マ:   そうですね。寝たきりになってしまったら、お母さんも奥さんも大変です。
森:   元気でいられれば、皆幸せですからね。そういえば、世界のお年寄りに対するアンケートの結果を見たことがあるんですよ。日本のお年寄りは、「生涯で一番幸せな時期はいつでしたか」という質問に、「今」と答えた人が一番多かったらしいです。他の国のお年寄りは、「青年期」や「子供を育てていたとき」という答えが多かったそうです。日本のお年寄りは、今の生活に満足している幸せな人が多いということかもしれませんね。


I   世界7位   1位 中国、2位 ドイツ、3位 アメリカ、4位 ロシア、5位 インドネシア、6位 ブラジル
II   平均寿命   1995年現在、男76.34才、女82.84才だった。男も女も平均寿命の長さは世界一である。2025年には 男78.27才、女85.06才になると予想されている。
III   …高くなっていく   30年後には、医療費は現在の5.2倍になると予想されている。
IV   …暮らすはずです   ältere Menschen, die z.B. keine Angehörigen, von denen sie gepflegt werden, besitzen, oder solche, die aus Platzgründen bzw. aus Gründen der gegenseitigen Unverträglichkeit nicht mit ihren Familien zusammenleben, und schließlich solche, die wegen ihrer physischen bzw. psychischen Krankheit kaum von Familienangehörigen gepflegt werden können, lassen sich auch im Seniorenheim oder Krankenhaus für Senioren unterbringen. Obwohl die Nachfrage nach einem Heimplatz sehr groß ist, gibt es in Japan entschieden zu wenig Heime, sodass häufig die auf der Warteliste stehenden alten Menschen von ihrer Aufnahme sterben. Im Übrigen ist die Aufnahmegebühr für private Seniorenheime astronomisch hoch. Allgemein betrachtet lässt die Qualität der Pflege in japanischen Seniorenheimen zu wünschen übrig, so das ist ein ernsthaftes gesellschaftliches Problem darstellt. Eine Reform in diesem Bereich erscheint bitter nötig.
V   へぇ   „na so was!“ Ausdruck des Erstaunen, nachdem man etwas Neues gehört hat.
Auch: 「ふーん」


漢字リスト

Kanji Bedeutung Lesung Beispiel
    遠い fern, entlegen
weit, エン とおい  
fern,   遠く Ferne
entfernt とお・い とおく  
       
       
         
    洗う waschen
  セン あらう  
waschen   洗濯 Wäsche waschen
  あら・う せんたく  
    洗濯物 Wäsche
    せんたくもの  
         
    進む fortschreiten
  シン すすむ  
fortschreiten   進学 Zur nächsthöheren
  すす・む しんがく Schulform steigen
    進歩 Fortschritt
    しんぽ  
         
    寝る schlafen
  シン ねる  
schlafen   寝室 Schlafzimmer
  ね・る しんしつ  
    寝たきり bettlägerig
    ねたきり  
         
    疲れる ermüden
müde, つかれる  
erschöpft      
werden つか・れる    
       
       
         
    Ohr
  みみ  
Ohr      
  みみ    
       
       
         
    Dorf,
  ソン むら ländliche Ortschaft
Dorf   市町村 Gemeinde;
  むら しちょうそん Stadt und Dorf
       
       
         
    平均 Durchschnitt
  ヘイ へいきん  
eben, ビョウ 平等 Gleichheit
flach   びょうどう  
  たい・ら 平日 Gewöhnlicher
    へいじつ Wochentag, Werktag
         
    国民 Staatsvolk
  ミン こくみん  
Volk,   民族 Volk, die Völker
Nation たみ みんぞく  
    民主主義 Demokratie
    みんしゅしゅぎ  
         
    予想 Prognose
  よそう  
im Voraus   予定 Vorhaben, Plan
vorher   よてい  
       
       
         
    利用 Nutzen, Nutzung
  りよう  
Vorteil,   便利 praktisch
Nutzen き・く べんり  
       
       
         
    経営 Betrieb, betreiben
  エイ けいえい  
betreiben   営業 Vertrieb, vertreiben
(z.B. Geschäft) いと・なむ えいぎょう  
       
       
         
    段階 Stufe, Phase
Stufe, だん だんかい  
Treppe,   階段 Treppe
Grad,   けいだん  
Phase   値段 Preis(Stufe)
    ねだん  
         
    満足 Zufriedenheit
  マン まんぞく  
voll werden   不満 Unzufriedenheit
füllen み・ちる ふまん  
  み・たす    
       
         
    世界大戦 Weltkrieg
  セン せかいたいせん  
kämpfen   戦争 Krieg
    せんそう  
    戦後 Nachkriegszeit,
    せんご nach dem Krieg