第13課 Leseübung

 マイヤーさんは今日はひまで、散歩をしています。十一時に家を出ました。広い道を歩いて、二つ目の角を曲がって、小さな道に入りました。その道をまっすぐ行ってから、左に曲がりました。そこには低い山があって、その横に小さな公園がありました。公園ではおおぜいの子供が遊んでいました。男の人も犬と遊んでいました。マイヤーさんは公園を少し散歩してから、山への階段を登りました。そして、山の上に着きました。町がよく見えました。「きれいだなぁ。」マイヤーさんは思いました。
 山の上には大きくてりっぱな建物が建っていました。その建物は木でできています。庭では女の人が掃除していました。マイヤーさんはその人に聞きました。

「こんにちは。とてもりっぱな建物ですね。何の建物ですか。」

その人はこちらを見て、答えました。

「美術館ですよ。」
「そうですか。ありがとうございました。」

今日はいい元気です。だからその美術館には入りませんでした。マイヤーさんは美術館の前を過ぎで、また歩いていました。だんだん家から遠くなりました。
 昼ご飯の時間になりました。マイヤーさんは喫茶店かレストランを探しましたが、山の上にはありませんでした。山を降りて、となりの町へ向かいました。そこにはきれいなフランス・レストランはありました。外のメニュー[i]を見ましたが、そのレストランはマイヤーさんには高かったです。たから、もう少し先の小さいてかわいい喫茶店に入って、一番入り口から遠い席にすわりました。

「いらっしゃいませ。」

お店の人が言いました。その女の人は欧米人でした。マイヤーさんは聞きました。

マイヤーさん: 「あのう、失礼ですが、どちらの国の方ですか。」
お店の人: 「ドイツです。」
マイヤーさん: 「えっ、私もドイツ人です。」

マイヤーさんはその人と話をしました。名前は本田さんでした。

本田さん: 「私は日本人と結婚して、去年からこの町に住んでいます。」
マイヤーさん: 「そうですか。」

そしてマイヤーさんと本田さんは楽しくドイツの話をしました。二人で一時間ぐらい話しました。

マイヤーさん: 「今日はとても楽しかったです。また来て話を聞いてもいいですか。」
本田さん: 「もちろんですよ。私も楽しかったです。ぜひまた会いましょう。あ、そうだ[ii]。マイヤーさん、ちょっと待っていてください。」

本田さんはちょっといなくなりました。そして、すぐに小さな家を持ってきて、マイヤーさんに見せました。その家はお菓子で出来ていました。

マイヤーさん: 「これはドイツのお菓子ですね。」
本田さん: 「そうです。これはここでレープクーヘン[iii]を焼いて作りました。たから『日本製』ですよ。これはこのお店で二千円で売っていますが、マイヤーさんにプレゼントしましょう。」
マイヤーさん: 「えっ、本当ですか。どうもありがとうございます。」

マイヤーさんはよろこんでそのお菓子をもらって帰りました。
 マイヤーさんは喫茶店を出て、家へ向かいました。マイヤーさんの町へのバスが来ました。そのバスに乗って家の近くで降りました。本田さんのお店から二十分で着きました。家に着いてから、マイヤーさんは山の上の美術館を思い出しまして、本田さんに電話をかけました。

マイヤーさん: 「山の上の美術館を知っていますか。今日の散歩で見つけました。今度私といっしょに行きませんか。ご主人と三人でもいいですね。」
本田さん: 「いいですね。ぜひ行きましょう。」

 マイヤーさんは今日の散歩でもう一人友達ができました。


i メニュー Speisekarte
ii あ、そうだ hier: Da fällt mir noch was ein.
iii レープクーヘン Lebkuchen